給排水衛生設備配管システムは、設備のフローやサイズ設定の計算を簡単にする論理図形です。
プロジェクトに配置される配管から独立して、衛生器具間の経路や接続を表示します。器具をプロジェクトに配置すると、生活給湯システム、生活給水システム、衛生システムを作成して、給排水衛生設備配管システムのコンポーネントに接続できます。
- プロジェクトに器具を最初に配置すると、その器具はシステムに割り当てられません。配管を追加してコンポーネントを接続すると、器具は自動的にシステムに割り当てられます。
- コンポーネントを選択して、手動でシステムに追加することができます。コンポーネントがシステムに割り当てられると、[レイアウト生成のワークフロー]ツールを使用して配管の経路を設定して、自動的にシステムの配管を作成できます。
システム ブラウザを使用して、すべてのコンポーネントが適切な配管システムに割り当てられることを確認します。
既定では、給排水衛生設備配管のシステム タイプには、生活給湯システム、生活給水システム、衛生システムの 3 つがあります。カスタムのシステム タイプを作成して、他のタイプのコンポーネントおよびシステムに対応できます。たとえば、高圧給気システムを作成できます。また、グラフィックスの上書き、マテリアル、計算、省略形、立上り/立下り記号など、システム タイプのタイプ パラメータを変更することもできます。
専門分野別ビューは、プロジェクトの配管システムを設計するときに不可欠です。 これらのビューを使用すると、コンポーネントをシステムに配置し、表示することができます。 コンポーネントがプロジェクト内のスペースの特定の高さに配置されているため、作成するビューには適切なビュー範囲と専門分野を指定する必要があります。
Revit には、専門分野固有のビューの設定に必要なビュー プロパティの多くを自動的に指定するビュー テンプレートがいくつか用意されています。「ビュー テンプレートを適用する」を参照してください。
次のトピックの例は、生活給湯システム、生活給水システム、および洗面カウンターやトイレ用の衛生システムを作成するための手順を示します。 トイレ、収納家具、および洗面カウンターは、既に平面図に配置されています。
