ビデオ: 温水配管に解析用接続を追加する

[解析用接続]ツールを使用して解析用接続を作成し、配管系統内の流量と圧力損失を計算します。

このビデオの内容は次のとおりです。

  1. 解析用配管接続を追加するタイミングを理解する。
  2. 最初に設備を選択して、解析用配管接続を追加する。
  3. 最初に配管を選択して、解析用配管接続を追加する。
  4. モデル内の解析用配管接続の表示を切り替える。
  5. 圧力損失値を割り当てる。
注: このビデオは、Revit 2018 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

設計の初期段階では、機械設備の温水コネクタと本管または枝管の間に解析用配管接続を追加して、配管系統内の流量と圧力損失を計算します。解析用の配管接続を追加するには、最初に機械設備または配管を選択します。

最初の例として、ヒート ポンプを選択してみましょう。[機械設備]タブで[解析用接続]をクリックします。選択した機械設備に、対象となるシステム タイプで使用できるコネクタが複数表示されている場合は、[コネクタを選択]ダイアログで、1 つまたは複数のコネクタを選択します。1 つまたは複数の配管を選択します。システム タイプに基づいて、解析用接続が追加されます。

今度は、最初に配管を選択してみましょう。[解析用接続]をクリックし、接続先の機械設備を選択します。コネクタを選択して[OK]をクリックします。ファミリ コネクタに対して垂直な点に配置されている機械設備と、開いた端部のうち、どちらか近い方に解析用配管接続が接続されます。ビュー コントロール バーの[解析モデルを非表示]をクリックして、モデル内の解析用配管接続の表示を切り替えます。解析用配管を非表示にしても、配管系統の計算には、機械設備の流量プロパティと圧力損失プロパティが使用されます。

[タイプ プロパティ]ダイアログで、解析用接続の圧力損失の値を指定できます。圧力損失の値は既定でゼロに設定されます。冷温水配管モデルに解析用接続を追加すると、設計の初期段階で冷温水配管系統の流量と圧力損失を計算することができます。