ここでは、[スーパー スプレー](Super Spray)パーティクル システムを使用して、きわめてシンプルなスポーンを作成する方法を説明します。
例: パーティクル システムを設定するには:
- パース ビューポートで、すべての寸法が 5 単位のピラミッドを作成します。
- 半径、高さが 3 で、側面が 6 面ある円柱を作成します。
- パース ビューポートの中心に、[スーパー スプレー](Super Spray)のエミッタを作成します。
- [パーティクル モーション](Particle Motion)領域([パーティクル生成](Particle Generation)ロールアウト)の[速度](Speed)編集ボックスを 3.0 に設定します。
- [パーティクル タイプ](Particle Type)ロールアウトで、[インスタンス化ジオメトリ](Instanced Geometry)の[インスタンス化パラメータ](Instancing Parameters)/[オブジェクトを選択](Pick Object)ボタンをクリックして、ピラミッドを選択します。
- [基本パラメータ](Basic Parameters)ロールアウトの[ビューポート表示](Viewport Display)領域で、[メッシュ](Mesh)ラジオ ボタンを選択し、[パーティクルのパーセント](Percentage of Particles)編集ボックスを 100 に設定します。
- [パーティクル生成](Particle Generation)ロールアウトで、[率を使用](Use Rate)ラジオ ボタンを選択し、[率を使用](Use Rate)編集ボックスを 1 に設定します。
- [放出開始](Emit Start)編集ボックスと[放出終了](Emit Stop)編集ボックスを 0 に設定し、[表示終了](Display Until)編集ボックスを 100 に設定し、[寿命](Life)編集ボックスを 10 に設定し、[変動](Variation)編集ボックスを 0 のままにします。
- [パーティクル サイズ](Particle Size)領域で、[増幅基準](Grow For)編集ボックスと[減衰基準](Fade For)編集ボックスを 0 に設定します。
- タイム スライダをフレーム 0 から 15 の間でドラッグします。
エミッタから単一のピラミッド パーティクルが現れ、上昇し、フレーム 10 で消滅して、消えます。
例: スポーン効果を追加するには:
- [パーティクル スポーン](Particle Spawn)ロールアウトで、[消滅時のスポーン](Spawn on Death)ラジオ ボタンを選択します。
- [スポーン](Spawns)編集ボックスを 1 のままにし、[強度](Multiplier)編集ボックスを 2 に設定します。
- [方向カオス](Direction Chaos)領域の[カオス](Chaos)編集ボックスを 50 に設定します。
- タイム スライダをゆっくりとフレーム 8 から25 (おおよそ)の間でドラッグします。
フレーム 10 で、元のパーティクルの消滅時に 2 つのピラミッドが表示され([強度](Multiplier)設定を行っているため)、異なる方向に離れてゆきます([方向](Direction)設定を行っているため)。すべてのパーティクルは、フレーム 20 を過ぎると消滅します。これは、スポーンされるパーティクルは 1 世代しか指定されていないからです。
- [パーティクル スポーン](Spawns)編集ボックスを 4 に、[強度](Multiplier)編集ボックスを 4 に設定します。
- タイム スライダをフレーム 8 から 50 の間でドラッグします。
スポーンされた世代ごとに、パーティクルは指数関数的に増大します。
例: オブジェクトの変異を起こさせるには:
- [オブジェクト変異キュー](Object Mutation Queue)領域で、[選択](Pick)ボタンをクリックして、円柱を
選択します。円柱の名前がリスト ウィンドウに表示されます。
- [選択](Pick)ボタンをクリックし、ピラミッドをクリックします。再び[選択](Pick)ボタンをクリックし、円柱をクリックします。リスト ウィンドウには次の順に表示されます。円柱 01、ピラミッド 01、円柱 01。
- タイム スライダをフレーム 0 から 50 の間でドラッグします。
ピラミッドがフレーム 0 ~ 10 上に表示され、フレーム 11 で 4 つの円柱に変化し、その後、次のスポーンで 16 個のピラミッドに変化し、というように続きます。