Sky テクスチャ

Sky Environment Parameters

Total_bright.

環境の全体的な輝度。有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0~5 です。既定値は 1 です。

Sun Parameters

Sun_bright.

太陽のカラーと輝度。既定のカラー値は 0.5 です。

Halo_bright.

太陽の周囲にあるハロのカラーと輝度。既定のカラー値は 0.1 です。

Elevation

フロアに対する太陽の仰角(度)。有効範囲は -10000~10000 です。スライダの範囲は 0 (日の出/日没)から 90 (真昼)です。既定値は 45 です。

Azimuth

垂直方向のベクトルに対する空の太陽の角度。有効範囲は -10000~10000 です。スライダの範囲は 0~360 です。既定値は 145 です。

Size

太陽のサイズ(半径)。有効範囲は 0~10000 です。スライダの範囲は 0~20 です。既定値は 0.531 です。

Blur

太陽の周囲にあるハロのサイズ(半径)。有効範囲は 0~1000 です。スライダの範囲は 0~20 です。既定値は 1 です。

Atmospheric Settings

Sky_bright.

空のカラーに使用されるスケーリング係数。既定のカラー値は 0.5 です。

Air_density

大気の空気の密度。空気の密度が高ければ高いほど、拡散する光の量がより多くなります。空気の密度は、高度の高低としてとらえてください。高度が上がると頭上の空は黒っぽくなり、水平線付近の空は青くなります(Air_density の値を 1 より小さくした場合)。高度が下がると頭上の空は青くなり、水平線付近の空は白くなります(Air_density の値を 1 より大きくした場合)。スライダの範囲は 0~3 です。既定値は 1 です。

Dust_density

大気に含まれるほこりの密度。スライダの範囲は 0~3 です。既定値は 0 です。

Sky_thickness

大気の厚み。有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0~10000 です。既定値は 1000 です。

Sky_radius

空の外側の半径で、Sky_thickness の倍数。Sky_thickness 値と Sky_radius 値によって惑星の半径が決まり、惑星の半径は日没の外観に影響します。半径が大きい惑星では日没が非常に赤く、また非常に暗くなります(日没が暗すぎる場合は、Sky_bright を調整して補正してください)。

たとえば Sky_thickness が 1000 で Sky_radius が 50 の場合、空の外側の半径は 1000 x 50 = 50,000 になります。惑星の半径は、(1000 x 50) - (1000 x 1) = 49,000 になります。

有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0.01~300 です。既定値は 50 です。

Floor Parameters

Floor Parameters は、環境の惑星サーフェスの外観を制御します。

Has_floor

フロアのオンとオフを切り替えます。Has_floor を OFF にすれば、水平線より下の環境は水平線より上の環境の鏡面イメージになります。

Floor_texture

フロアのカラーとテクスチャ。既定のカラー値は 0.392 です。

Cloud Parameters

Cloud texture

雲が空に分散している状態を定義するテクスチャ。たとえば、Fractal テクスチャでは、雲が非常にリアルになります。既定では雲のテクスチャ マップはなく雲はありません。

Cloud_bright.

大気中で周囲に散在した光(アンビエント ライト)に照らされた雲の輝度とカラー (アンビエント ライトの量は Elevation の値によって変わります)。既定のカラー値は 0.5 です。

Sunset_bright.

太陽が水平線より下にあり雲の正面が照らされる場合、つまり Sun Parameters セクションの Elevation の値が 0 で Azimuth の値が 180 の場合に照らされる雲の輝度とカラー。これは非常に微妙なエフェクトで、自然界では日の出か日の入りにしか発生しません。このエフェクトは、雲の高度が高い場合にはっきりとわかります。既定のカラー値は 1 です。

Density

個々の雲の密度。有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0 (雲のない状態)から 5 (厚い雲)です。既定値は 1 です。

Threshold

空がどの程度雲に覆われるかを制御する Cloud texture のしきい値。Threshold の値を大きくすれば、テクスチャの暗い領域では雲が作成されなくなります。有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0 (空全体が雲で覆われる)から 1 (雲なし)です。既定値は 0.5 です。

Power

Power パラメータを調整すれば、雲の大きさを変えて配置できます。雲の密度は、ピクセル値から 0 にクリッピングしている Threshold を引いて求められ、次にその値に Density を掛けます。Cloud texture の焦点を外す度合いを制御するには、Sun Parameters で Blur の値を調整します。有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0~1 です。既定値は 1 です。

Altitude

雲の高さ。Altitude の値は、雲の位置にはあまり影響しません。水平線の近くで大気が雲をどの程度あいまいにするかを定義します。高度の低い雲は、高度の高い雲よりもゆっくりと霞んでいきます。有効範囲/スライダの範囲は 0~1 です。既定値は 0.2 です。

Halo_Size

Sun Parameters セクションの Azimuth 値が 0 の場合など、太陽に真後ろから照らされる雲の照明のサイズ(半径)です。真後ろから射すライティングは、厚い雲のエッジまたは雲が薄い場合に最も明瞭になります。有効範囲は 0 から ∞ です。スライダの範囲は 0~50 です。既定値は 20 です。

Calculation Quality

カーブした大気の計算には時間がかかり、容量も大きくなります。Calculation Quality セクションは空の外観にあまり影響しませんが、計算の速度に大きく影響します。

Sky_samples

雲の層の上で使用するサンプルの数。Sky_samples の値を 1 に設定すれば、計算の速度が最高になります。有効範囲は 0~20 です。スライダの範囲は 0~3 です。既定値は 5 です。

Floor_samples

視点と水平線の間の大気で使用するサンプルの数。Floor_samples の値を大きくすれば、フロアに沿った大気のエフェクトが強くなります。0 にすると、視点と水平線の間に大気がなくなります。有効範囲は 0~20 です。スライダの範囲は 0~3 です。既定値は 1 です。

Cloud_samples

雲の層の下で使用するサンプルの数。0 にすると、水平線で雲が霧になりません。有効範囲は 0~20 です。スライダの範囲は 0~3 です。既定値は 5 です。