概要 - スペース境界から壁とスペースへの変換

AutoCAD Architecture 2022 toolset では、旧バージョンのソフトウェアで作成したスペース境界は、独立したオブジェクトとしては残りません。最新バージョンのソフトウェアで従来の図面を開くと、従来のスペース境界はすべて壁に変換されます。従来のスペース境界が、それに含まれているスペースを管理している場合は、これらのスペースは変換された壁に対して自動調整されるスペースに変換されます。

従来のスペース境界のエッジは、すべて壁に変換されます。 境界タイプが[独立]のエッジまたは境界タイプが[ソリッド]で幅が 0 のエッジは、幅が 0 の壁に変換されます。 従来のスペース境界が、それに含まれているスペースを管理している場合は、それらのスペースは変換された壁に対して自動調整されます。

従来のスペース境界に適用される、従来のプロパティ セット定義は、壁に適用されるプロパティ セット定義に自動的に移行されます。 スペース境界にアタッチされていた従来のプロパティ データは、図面の移行の際に、スペース境界からオプションで作成される壁にアタッチされます。