スペースには 4 種類の境界があります。これらの境界を使用して、スペースのさまざまな側面を表示、編集、集計することができます。これらの境界は、相互にオフセットしたり、相互に重ねて配置したりすることができます。他の境界を必要としない場合は、他の境界の表示コンポーネントをオフにすることもできます。個々の境界についての一般的な使用例を次に示します。
- 基本境界: 通常は、スペースによってカバーされる部屋の内部エリアを表します。基本境界は、自動調整スペース内の境界オブジェクトによって生成されるエリアです。スウェーデンの SIS 標準などの一部の面積計算標準を除き、ほとんどの場合、基本境界はネット境界と同じものです。
- ネット境界: この境界は、プランニングおよび詳細デザインに使用できます。たとえば、オフィスの清掃要員の雇用を決める必要がある場合、計算の基準としてネット面積を使用します。 ネット境界は、計算されたスペースの面積が基本境界よりも小さい場合に、特別な用途で使用することもできます。
- 使用可能な境界: この境界は、多くの面積計算標準では、プランニングと詳細デザイン、賃貸料計算、税金および他の税額計算、統計計算、メンテナンス、値付けなどに使用されます。使用可能な境界は、通常、外壁の内側から内壁の中心(または内壁の指定された距離)まで広がります。
- グロス境界: グロス境界は、原価計算、価格見積計算書、税金および他の税額計算、建物または特定の床のキー番号などと関連して使用できます。グロス境界は通常、外壁の外側から、内壁の中心までで測定されます。
境界を相互にどのようにオフセットして計算するかを決定する方法はいくつかあります。