[コンテンツ ブラウザ]では、AutoCAD Architecture 2022 toolset のコンテンツ、ツール、ツール パレットを格納、共有、交換することができます。コンテンツ ブラウザは、ソフトウェアから独立して動作するため、ツールやツール パレットを他の Autodesk アプリケーションと交換できるようになっています。
コンテンツ ブラウザは、ツール、ツール パレットおよびツール パッケージのライブラリです。カタログをパブリッシュすると、複数のユーザがプロジェクトの標準ツールにアクセスできます。
AutoCAD Architecture 2022 toolset とコンテンツは、ツール カタログと Web サイトを使用してコンテンツ ブラウザ内で共有されます。ツール カタログには、次の項目を 1 つまたは複数含めることができます。
ローカル エリア ネットワーク上のユーザ間では、ツール カタログの 1 つのコピーを共有できます。カタログのツールが更新された場合は、そのツールの最新バージョンにすぐにアクセスできます。
AutoCAD Architecture 2022 toolset では、複数のツール カタログが提供されますが、ユーザ独自の別のカタログを作成することもできます。
ツール カタログは、カタログ ライブラリに編成されており、AutoCAD Architecture 2022 toolset の各ユーザには、個人用カタログ ライブラリがあります。
ツール カタログ データは、カタログ ライブラリに格納されません。カタログ ライブラリには、物理的なツール カタログへのポインタが含まれます。これは、実際の図書館にあるカード カタログのようなものです。カード カタログにより、本の場所が分かりますが、本自体はカード カタログには含まれません。
ライブラリ内のカタログは、最後に使用したもの、作成者、タイトル、またはタイプによって並べ替えることができます。タイプによってカタログのリストにフィルタをかけることもできます。
別のカタログ ライブラリを作成することはできませんが、権限がある場合は、別のユーザの個人用カタログ ライブラリを開くことができます。
カタログ名 | コンテンツ |
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デザイン ツール カタログ - インペリアル | 設計や図面作成で使用するマルチビュー ブロックおよび記号用のコンテンツ ツール(インペリアル単位) |
デザイン ツール カタログ - メトリック | 設計や図面作成で使用するマルチビュー ブロックおよび記号用のコンテンツ ツール(メトリック単位) |
ドキュメント ツール カタログ - インペリアル | 注釈およびドキュメント用のコンテンツ ツール(インペリアル単位) |
ドキュメント ツール カタログ - メトリック | 注釈およびドキュメント用のコンテンツ ツール(メトリック単位) |
個人用ツール カタログ | 空のツール カタログ。ユーザ独自のツール セットを作成できる |
表示カタログ | レンダリング マテリアル、光源、カメラ、および表示スタイルを含むツール カタログ。 |
サンプル パレット カタログ - インペリアル | ドア、壁、窓などのオブジェクト用のサンプル ツール(インペリアル単位) |
サンプル パレット カタログ - メトリック | ドア、壁、窓などのオブジェクト用のサンプル ツール(メトリック単位) |
ストック ツール カタログ | AutoCAD Architecture 2022 toolset の標準ストック ツールを含むカタログ |
Autodesk が提供するツール カタログの項目は追加または除去できませんが、ユーザ独自のツール カタログを作成できます。また、カタログの作成機能を使用して、他のツール カタログと Web サイト リンクを独自のカタログ ライブラリにコピーすることもできます。