スペース スタイルは、これが割り当てられるスペース オブジェクトの外観やその他の特性を決定するパラメータのセットです。 図面の目的に応じて、オフィス ビルの異なる部屋タイプなど、異なるタイプのスペースを表すには、異なるスペース スタイルを作成してください。
スペース スタイル内で、スペース分解を設定できます。 分解により、既存のスペースは幾何学的に三角形や台形の区画に分割されます。 ドイツや日本など一部の国では、視覚的にスペースを区画に分解することがスペースの検証に必要で、建築省庁に提出して承認を得る必要があります。
スタイルを使用して、スペースの次の側面を管理できます。
- 境界オフセット: スペースのネット境界、使用可能な境界、グロス境界の、基本境界からのオフセットの距離を指定できます。 各境界には、必要に応じて設定できる独自の表示コンポーネントがあります。
- 名前一覧: 特定のスタイルのスペースに付けることのできる名前の一覧を選択できます。 これにより、建築プロジェクトを通して、命名規約の一貫性を維持できます。
- ターゲットの寸法: 挿入される特定のスタイルのスペースのターゲット面積、ターゲット長さ、ターゲット幅を定義できます。 これは、挿入する部屋のタイプにスペースの上限と下限がある場合に便利です。
- 異なるスペース タイプの表示: 建築スペース、取り壊しスペース、交通スペースを異なる表示プロパティで作図できます。 たとえば、すべての建築エリアを緑でハッチングして作図したり、交通エリアを青の塗り潰しで作図したりできます。
- 異なる分解メソッドの表示: スペースの分解方法(台形または三角形)を指定できます。 スペース分解を伴う作業を広範囲に行っていない場合は、分解方法を図面の既定値に設定することがほとんどです。