前バージョンで作成した従来の図面にエリア オブジェクトが含まれている場合は、この図面を現在のソフトウェアで開いたときに、これらのエリアがスペースに自動的に変換されます。エリア プロパティとそれに対応するスペース プロパティを、次の表に示します。
エリア プロパティ | スペース プロパティ | 値/既定値 |
---|---|---|
名前 | 名前 | 既存の値 |
説明 | 説明 | 既存の値 |
レイヤ | レイヤ | 既存のレイヤ(A-Area-G) |
スタイル | スタイル | エリア スタイルはスペース スタイルに変換されます。 可能な限り、同じプロパティが使用されます。新規のプロパティには既定値が使用されます。 |
計算演算子 | 計算演算子 | 既存のモディファイヤ 注: 既定では、変換後の計算演算子は、スペースの基本面積と基本周長のみに適用されます。
|
N/A | ジオメトリ | 2D |
基本面積 | 基本面積 | 既存の値 |
計算された面積 | 計算された面積 | 既存の値 |
基本周長 | 基本周長 | 既存の値 |
計算された周長 | 算出周長 | 既存の値 |
[回転] | [回転] | 既存の値 |
立面図 | 立面図 | 既存の値 |
追加情報(位置) | 追加情報(位置) | 既存の値 |
N/A | 長さ | 既存の値 |
N/A | 幅 | 既存の値 |
従来のエリアで、スタイル レベルの表示プロパティがまったく変更されていない場合は、移行後のスペースに対して、従来のエリアの図面の表示プロパティの既定値に類似した設定が作成されます。これは、表示プロパティが変更されていない従来のエリアの視覚的な忠実度を保つためです。 従来のエリアに存在したスタイルやオブジェクトの表示プロパティの優先設定は、移行後のスペースに引き継がれます。
前バージョンのソフトウェアでは、自己交差するエリアを作成することができました。スペースは自己交差することができません。 移行時に、自己交差エリアは自己交差スペースに変換されます。そして、解決策のヒントが表示され、基本境界をグリップ編集して自己交差を削除するように指示されます。