概要 - 壁に関する解決策のヒント

カーソルを壁の解決策のヒント アイコンに重ねると、問題に関する次のようなメッセージが表示されます。

注: 解決策のヒントが生成されるすべての問題について、容易に識別可能な原因や特定の解決策があるというわけではありません。これは、多くの場合ボディ モディファイヤなどの図形がオブジェクトに加算または減算されるブール演算の場合に当てはまります。このような場合、解決策のヒントでは関係するオブジェクトの種類が特定され、修正アクションが提案されます。オブジェクトの位置やジオメトリを修正することが推奨される場合がありますが、基本的には試行錯誤による方法です。メッセージは、保証された解決策ではなくヒントです。

壁が正しくクリーンアップされません。

クリーンアップが妨げられる状況にはさまざまなものがあります。この問題の原因を確定する最初の手順は、交差での壁の位置合わせ線の状態を調べることです。壁の位置合わせ線を表示するには、壁を選択し、[壁]タブ [クリーンアップ]パネル [位置合わせ表示]をクリックします。

位置合わせ線を確認したら、次の解決策のうちいずれか適切なものを試してください。

スペースの制限により壁エンドキャップまたは開口部エンドキャップを表示できません。

エンドキャップを表示するためのスペースが不足している場合、壁を修正してスペースを増やすか、エンドキャップを修正して必要なスペースの量を減らすことができます。一部のエンドキャップの問題は、3D(アイソメ )ビューでのみ表面化するため、問題を確認して解決するには、モデル空間に切り替えなければならない場合があります。 次に、デザイン要件によって、次のいずれかを実行します。

壁は、自身または隣接する壁のクリーンアップ半径を越えることはできないため、壁を表示できません。

この場合、壁のクリーンアップ半径を小さくして、モデルを再作図する必要があります。

クリーンアップ半径を小さくするには、次のいずれかを実行します。

モデルを再作図するには、次のいずれかを実行します。

壁のクリーンアップ半径が、連続していない別の壁の位置合わせ線と交差しています。

自身のクリーンアップ半径または別の壁のクリーンアップ半径を越えない壁の場合と同様に、壁のクリーンアップ半径を小さくして、モデルを再作図する必要があります。

クリーンアップ半径を小さくするには、次のいずれかを実行します。

モデルを再作図するには、次のいずれかを実行します。

無効なルーフラインまたはフロアラインにより、壁の 3D ボディが正しく表示されません。

ルーフラインまたはフロアラインを編集し、プロパティ パレットからアクセスできるワークシートを使用して表示を訂正します。[詳細] [ワークシート]の順に展開し、[ルーフ ライン/フロア ライン]をクリックします。