プロパティ パレットで境界スペース プロパティを設定するには

自動調整スペースの境界を設定するためのオブジェクトの[境界スペース]プロパティをプロパティ パレットで設定するには、次の操作を実行します。この方法は、スタイルを使用するかどうかにかかわらず、すべての境界オブジェクトに対して使用できます。[境界スペース]プロパティに対してプロパティ パレットで設定した値がオブジェクト スタイルで設定した値と異なる場合は、プロパティ パレットの設定がオブジェクト スタイルの設定より優先されます。

ヒント: スペースの境界オブジェクトとして機能しない壁を定義する場合、これらの壁は、スペース境界として機能する壁とは異なるクリーンアップ グループに配置する必要があります。そのように配置しない場合、クリーンアップで予期しない結果が生じます。
  1. [境界スペース]プロパティを設定するオブジェクトを選択し、ダブルクリックします。
  2. プロパティ パレットの次のいずれかの場所で、境界スペースの設定を表示します。
    オブジェクト タイプ 境界スペース プロパティの場所
    建築オブジェクト: [一般]カテゴリを展開します。
    線図オブジェクト: [詳細]カテゴリを展開します。
    注: AutoCAD、Civil 3D、Land Desktop などの AutoCAD Architecture 2022 toolset Object Enabler 環境で図面を開いたり、AutoCAD Architecture 2022 toolset を AutoCAD として実行する場合、[境界スペース]プロパティは表示されません。[境界スペース]プロパティが表示されるのは、AutoCAD Architecture and MEP toolsets が完全インストールされている場合だけです。
  3. [バインドされたスペース]で、次のいずれかのオプションを選択します。
    • スタイル別(はい/いいえ): このオブジェクトは、オブジェクトのスタイルで定義された境界スペースの設定を使用します。スタイルを持つオブジェクトの場合、このオプションが既定の設定になります。
    • はい: このオブジェクトは自動調整スペースの境界を設定できます。
    • いいえ: このオブジェクトは自動調整スペースの境界を設定できません。