AutoCAD Electrical ツールセット は、次の標準規格に準拠しているライブラリ シンボルのセットを提供しています。
- IEEE 315/315A
- IEC-60617
- NFPA
JIC 標準は今後更新されることがなくなり、NFPA 79 標準規格に組み入れられることになりました。この NFPA 標準では、ライブラリ シンボルは IEEE 315/315A 標準規格に従うものと明記されています。 AutoCAD Electrical ツールセット は引き続き JIC および旧 IEC シンボル ライブラリを提供して、旧形式をサポートしています。
ここでの各演習で使用するサンプル図面セットは、旧式のJIC 標準に準拠したものです。JIC ライブラリ シンボルがインストールされていない場合は、「追加のシンボル ライブラリをインストールするには」のトピックを参照してください。
ここでは、ユーザが、AutoCAD のインタフェースとツールについて、基本的な知識を持っていることを前提とします。そうでない場合は、AutoCAD オンライン文書を確認してください.
また、電子回路の設計と回路図とラダー図の配線図に関する基本的な知識を持っていることも推奨されます。
ナビゲーション
ナビゲーション リンクは各トピックの下部にあります。次のトピック リンクを使用して、そのチュートリアル内の演習の手順を順番に実行します。親トピック リンクをクリックすると、現在のチュートリアルの導入トピックに戻ります。
このチュートリアルでは、リボン コマンドを参照するときに命名規則を使用します。たとえば、[回路図タブ]
[コンポーネントを挿入]パネル[回路ビルダ]の選択パスでは、[回路図]がタブ名、[コンポーネントを挿入]がタブのパネル名、[回路ビルダ]がコマンド名です。
チュートリアル ファイル
チュートリアルを開始する前に:
- プロジェクト フォルダ、Users¥{ユーザ名}¥Documents¥Acade {バージョン}¥Aedata¥Proj¥Aegs にある、前のチュートリアルのファイルをすべて削除します。
- Users¥{ユーザ名}¥Documents¥Acade {バージョン}¥Aedata¥Tutorial¥Aegs¥{チュートリアル名}にある、そのチュートリアルのファイルをプロジェクト フォルダにコピーします。
たとえば、配線チュートリアルを開始する場合は、Users¥{ユーザ名}¥Documents¥Acade {バージョン}¥Aedata¥Tutorial¥Aegs¥Wiring¥ にあるすべてのファイルを Users¥{ユーザ名}¥Documents¥Acade {バージョン}¥Aedata¥Proj¥Aegs にコピーします。
使用する製造元
演習では、Allen Bradley と Siemens の 2 つの製造元を使用します。 説明と同じ結果が得られるように、両方の製造元をインストールしてください。これらの製造元からコンテンツをインストールするには、次の手順に従います。
- [コントロール パネル]で[プログラムの追加と削除]ツールを開きます。
- AutoCAD Electrical ツールセット を選択します。
- [変更と削除]をクリックします。
- [機能を追加/削除]をクリックします。
- 最初の画面で[次へ]をクリックします。
- [コンテンツの製造元を選択]画面で[AB]と[Siemens]を選択し、[次へ]をクリックします。
- [シンボル ライブラリ]画面で[次へ]をクリックします。
- [次へ]をクリックして続行します。