図面のプロジェクト表題欄の属性にマップする AutoCAD Electrical ツールセット の値を、テキスト ファイルで定義します。WDT マッピング ファイルの作成や変更には、プロジェクト表題欄設定ユーティリティ、またはテキスト エディタを使用します。プロジェクト表題欄設定ユーティリティを使用する場合は、プロジェクト表題欄がブロックとして挿入された図面を開きます。
ファイル形式
マッピング ファイルの作成と更新は、プロジェクト表題欄設定ユーティリティで行います。メモ帳やワードパッドなどのテキスト エディタを使用して、マッピング ファイルを直接編集できます。次の形式を保持することが重要です。
最初の行には、プロジェクト表題欄の名前を指定します。次に例を示します。
BLOCK = TITLE
プロジェクト表題欄または履歴欄が複数のブロックで構成されている場合、2 つ以上のブロック名を WDT ファイルにエンコードできます。たとえば、次の行は、名前が TB、TB-REV、TB-ISSUE の各ブロックを検索して更新するように指示します。AutoCAD Electrical ツールセット各ブロック名は、カンマで区切ります。
BLOCK = TB,TB-REV,TB-ISSUE
また、ワイルドカード文字を使用してプロジェクト表題欄を定義することもできます。たとえば、図面のプロジェクト表題欄のサイズとして、それぞれ TITLE-SIZEB、TITLE-SIZEC、TITLE-SIZED という名前を持つ 3 つの異なるサイズうちのいずれかが使用されているとします。次の行は、図面でどのサイズが使用されているかにかかわらず、プロジェクト表題欄を検出して更新するように指示します。AutoCAD Electrical ツールセット
BLOCK = TITLE-SIZE*
ブロック定義の後に続く行は、そのブロックに含まれる属性名を AutoCAD Electrical ツールセット の特定の値にマップします。次に例を示します。
PROJ_TITLE = LINE1
DRAW_TITLE1 = LINE2
DRAW_TITLE2 = DWGDESC
PROJ_NUM = LINE4
SX = SHEETMAX
SH = SHEET
PLOTTIME = PLOTTIME
PLOTDATE = PLOTDATE
プロジェクト表題欄の属性タグ名に、次に示すワイルドカード文字が 1 つまたは複数含まれる場合は、属性名の前にアポストロフィを付けます(# @ . * ? ~ [ ] - ). 例: '[REV] = LINE5、プロジェクト表題欄の属性名は[REV]です。