[計算配線長]の計算について

From / To レポートで配線の長さを計算する方法。

CLEN、つまりケーブルの長さは、発側コンポーネントと着側コンポーネントの間の距離を計算したものです。 この長さは、3 つの軸、X、Y、Z に沿って測定されたコンポーネント端子間の距離の合計です。[計算配線長]は、垂直および水平の直線上の 2 つのコンポ―ネント間の直線経路を進むために必要な、最短の配線の長さを表します。

次の図は、[計算配線長]が端子間の、水平方向(線 A)または垂直方向(線 B)に揃った直線距離であることを示しています。 そうでない場合は、計算された長さは、配線が直角に曲がることが想定されます(線 C)。

実際のケーブルの長さは、経路の要件のため、[計算配線長]より長くする必要がある場合があります。 [計算配線長]は、回路図の機器間の距離を表しますが、機器もパネル レイアウト内にあり、配線接続属性がある場合のみです。そうでない場合は、[計算配線長]フィールドは空白になります。