回路図に線番を追加した後、この情報でパネル機器に注釈を付けます。配線接続情報で使用する着側属性を使用して、パネル機器シンボルを作成することができます。これらの属性がパネル機器シンボルに存在しない場合、新規または更新されたマルチテキスト図形に配線情報が表示されます。
パネル機器シンボルのブロックが特定の着側属性を持つ場合、これらが配線情報に使用されます。各配線接続属性の定義が、属性タグの各ペアで一致する 2 桁の接尾辞によって、端子属性定義(TERMxx)関連付けられます。TERMxx 属性の既定値は、回路図コンポーネントからの配線接続情報と一致させるために使用されます。
たとえば、4 極リレーの機器シンボルの図があります。
TERMxx 属性定義の既定値は、たとえば次のようなリレーのピンの既定値と一致します。
配線接続情報が機器シンボルに追加されると、TERMxx 値の一致に基づいて組み合わせが作成されます。
既定の MText 挿入点は機器シンボル ブロックの挿入点と同じです。既定の文字サイズは、その機器シンボルで見つかった既存の WIRENOxx 属性の文字サイズと一致します。既存の属性が存在しない場合、マルチテキストのサイズは AutoCAD システム変数 "TEXTSIZE" の現在の値と強制的に一致させられます。
MText 挿入点、文字のサイズ、機器シンボル ブロックの文字スタイルをあらかじめ定義するには、非表示属性の "WXREF" を機器シンボル ブロック ライブラリ シンボルに挿入します。AutoCAD で各機器シンボルを開き、空白の属性定義 "WXREF" を挿入します。AutoCAD Electrical ツールセット がマルチ テキストによる配線接続情報を挿入するポイントを、原点として指定します。この属性定義を "非表示" にマークし、その文字サイズとスタイルを希望のマルチテキストのサイズとスタイルに設定します。