AutoCAD および AutoCAD ベースの製品(AutoCAD LT を含む)は、カスタマイズすることによって、製品を使用しての生産性を向上させたり、CAD 標準への準拠を支援することができます。
次に、使用可能なカスタマイズ オプションの一覧を示します。
次に、AutoCAD LT では使用できない追加のカスタマイズとプログラミングのオプションの一覧を示します。
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AutoCAD 内から外部プログラムやユーティリティを実行する。 プログラムとは別にインストールされたアプリケーションを起動するエイリアスを作成することができます。たとえば、プログラム パラメータ ファイル(PGPファイル) acad.pgp に適切な外部コマンドを追加すれば、AutoCAD 内からファイルをコピーしたり削除することができます。AutoCAD for Mac では使用できません。
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アクション マクロを記録する。 コマンドや入力を記録し、それらをアクション マクロ(ACTM)ファイルに保存することにより、繰り返し作業を自動化することができます。AutoCAD for Mac では使用できません。(ACTRECORD[アクション マクロ記録]コマンド)
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AutoCAD コマンドを再定義する。 コマンドを再定義することにより、補足のメセージや操作ガイドが表示されるようにしたり、コマンドの標準の動作を置き換えることができます。たとえば、QUIT[終了]コマンドを再定義した図面管理システムを作成することにより、AutoCAD セッションを終了するときに作業時間情報をログ ファイルに書き込むことができます。(REDEFINE[再定義]コマンド)
次に、Windows の場合にのみ AutoCAD と AutoCAD LT で使用できる追加のカスタマイズとプログラミングのオプションの一覧を示します。
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ツール パレットをカスタマイズする。 ツールを作成するには、図面のオブジェクトをツール パレットまたは[ユーザ インタフェースをカスタマイズ](CUI)エディタのコマンドにドラッグします。新しいツールパレットを作成し、独自に作成したツールを編成することができます。(CUSTOMIZE[カスタマイズ]コマンド)
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ステータス バーをカスタマイズする。 DIESEL 文字列式言語とシステム変数 MODEMACRO を使用して、ステータス バーに、日付や時刻、システム変数の設定、または AutoLISP を使用して取得できる情報といった付加的な情報を表示することができます。AutoLISP は、AutoCAD LT では使用できません。