オブジェクトの色は、画層ごとに設定するか、色を明示的に指定して画層に関係なく設定することができます。
すべてのオブジェクトは、現在の色 を使用して作成されます。現在の色は、[プロパティ]パレットと、オブジェクトが選択されていないときは、リボンの[ホーム]タブの[プロパティ]パネルに表示されます。
オブジェクトに色を割り当てる場合、次に示すさまざまなカラー パレットを使用できます。
また、色従属モードで印刷する際に、色を使用して線の太さを表すこともできます。
ACI 色は、AutoCAD ベースの製品で使用されている標準色です。各色は、ACI 番号(1 ～255 の整数)で識別されます。標準色名は、1 ～ 7 の色だけに付いています。その割り当ては、1 が赤、2 が黄、3 が緑、4 が水色、5 が青、6 が紫、7 が白または黒です。
製品には、標準の PANTONE カラーブックがいくつか備わっています。DIC カラー ガイドや RAL カラー セットなどの他のカラー ブックも読み込むことができます。ユーザ定義のカラー ブックを読み込むと、選択できる色数が増えます。
カラー ブックをシステムにインストールするには、[オプション]ダイアログ ボックスの[ファイル]タブを使用します。カラー ブックをロードすると、そのカラー ブックから色を選択し、図面のオブジェクトに適用することができます。
Pantone は、単色の色見本を提供する PANTONE® PLUS SERIES of Publications とともに PANTONE MATCHING SYSTEM® が更新されました。AutoCAD ベースの製品では、すべての現在の図面ファイルと旧図面ファイルに保持されるオブジェクトに PANTONE カラーの RGB 値が割り当てられます。
カラー ブック(.acb)ファイルは、[色選択]ダイアログ ボックスを介してすべての PANTONE カラーとカラー ブックを提供します。これらの .acb ファイルは、製品のインストレーション フォルダの ¥Support¥Color フォルダにインストールされます。