概要 - 異尺度対応オブジェクトとスタイル

異尺度対応オブジェクトとスタイルは、注釈オブジェクトをモデル空間またはレイアウトに表示するときにサイズと尺度をコントロールするために使用します。

異尺度対応オブジェクトを使用すると、注釈オブジェクトの尺度調整プロセスが自動で行われます。異尺度対応オブジェクトは、用紙の高さまたは尺度を指定してから、表示に使用する注釈尺度を指定することによって定義されます。異尺度対応オブジェクトには、複数の尺度を割り当てることができます。さらに、各尺度表現を個別に移動することができます。

レイアウト上の各ビューポートには注釈尺度が割り当てられており、多くの場合、これはビューポートのスケール値と同じです。ビューポートまたはモデル空間の注釈尺度によって、いつ、どのサイズで注釈オブジェクトを表示するかがコントロールされます。注釈オブジェクトに尺度が割り当てられていない場合、ビューポートで使用されても、注釈オブジェクトは表示されません。

以下に、注釈オブジェクトのタイプと異尺度対応にすることができるスタイルを一覧表示します。