抽出テンプレート ウィザードの[表題欄を選択]の手順では、部品表に不可欠な情報を配置する、表題欄内の場所を指定できます。
ウィザードで検出された規則は後で抽出テンプレートに保存されます。部品表抽出ウィザードでは、これらの規則を使用して、マイグレーションする図面の表題欄から情報が抽出されます。
ウィザードでは、現在の図面内の表題欄を選択し、部品表に不可欠な情報が含まれているセルを指定する必要があります。その後、ウィザードでは、選択されたセルから文字が抽出され、それらの文字が[抽出された文字オブジェクト]リストに一覧表示されます。
部品表に不可欠な情報が含まれていると考えられるセルが現在の図面で空であった場合にはどうすればいいでしょうか。空であった場合でも、そのセルを選択します。ウィザードでは、抽出後に TEXT# などの名前がセルに割り当てられます。この名前は、後で、[抽出された文字オブジェクト]リストで変更できます。
AMTITLE[表題欄/図面枠挿入]コマンドを使用して表題欄を作成した場合、ウィザードでは値がインテリジェントに抽出され、ラベル/キャプションは無視されます。それ以外の方法で表題欄を作成した場合、ウィザードでは選択されたセルのすべての文字が区別せずに読み込まれます。その後、ウィザードでは、そのような文字オブジェクトの前に アイコンが表示されます。次に、そのような行をそれぞれ選択し、[微調整]ボタンをクリックします。その後、ウィザードではダイアログ ボックスが表示され、ウィザードで無視する抽出されたラベル/キャプションを示すことができます。
このウィザードの次の手順では、抽出された文字オブジェクトを対応するコンポーネント プロパティにマッピングします。したがって、[抽出された文字オブジェクト]リストの各行は、部品表のコンポーネント プロパティと 1 対 1 で対応している必要があります。
[抽出された文字オブジェクト]リストの各行に複数のコンポーネント プロパティの値が含まれている場合にはどうすればいいでしょうか。その行を選択し、[微調整]ボタンをクリックします。その後、ウィザードでダイアログ ボックスが表示され、文字を複数の行に分割できます。
[抽出された文字オブジェクト]リストの各行が 1 つのコンポーネント プロパティに一致すると、次の手順に進む準備が整います。