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穴ラベルは、穴座標寸法内の穴を一意に識別します。穴ラベルの形式は、製図規格から取得されます。
穴ラベルは式を使用して作成されます。DIN、ISO、GB、および CSN 規格の既定の穴ラベルに対する式は、(インデックスと呼ばれる)ソート順で、穴の位置から生成されます。このため、穴を追加、削除、または移動すると、穴ラベルは自動的に変わります。
場合によっては、この動作が好ましくないことがあります。[並べ替えスタイル]の並べ替えオプションの[ユーザ項目順]を有効にすると、穴ラベルの変更を回避できます。
[ユーザ項目順]が有効の場合、穴ラベルの式は内部アルゴリズムの「ハードコード」によってオーバーライドされます。このアルゴリズムは、インデックスの代わりに、[ユーザ項目](ユーザ定義項目番号の略)として知られる列を使用します。穴座標寸法に穴を追加すると、AutoCAD Mechanical ツールセット は内部カウンタの既定値を[ユーザ項目]列に自動的に割り当てます。内部カウンタを、任意の既存の穴の[ユーザ項目]値にリセットすることができます。したがって、自動番号付けでは、新しい穴は必ず新しい内部カウンタの値が適用されます。 また、システムでは、[ユーザ項目]番号は必ず一意になります。
[ユーザ項目]の順序は、ANSI、BSI、および JIS 規格下の穴ラベルには影響を与えません。