AutoCAD Mechanical ツールセット を使用すると、アクティブな製図規格に準拠したエッジ記号を作成できます。
ページの一番下にあるリストには、サポートされている規格の完全な一覧が提供されています。
記号は、独立したオブジェクトとして配置したり、図面のオブジェクトにアタッチしたりすることができます。記号がアタッチされている場合は、オブジェクトが移動するとオブジェクトと一緒に記号も移動します。オブジェクトにアタッチされている記号を別のオブジェクトにアタッチする場合は、まずアタッチ解除する必要があります。
記号では次の機能をサポートしています。
- エッジが壊れている、バリ取りされている、パッシングがある、ぎざぎざがある、鋭い、アンダーカットがある、へこんでいるなど、エッジに関する詳細を提供します。
- 未定義サイズのエッジ タイプを提供します。
- 規格の履歴ラベルを表示します。
- 座標値を入力するか、またはオブジェクト スナップを使用して、記号の位置を正確に定義できます。
- 引出線上にすべての全周記号を表示します。
記号を大部分同一記号として設定できます。大部分同一記号は、図面の指定のないすべてのエッジの状態を集合的に示します。完全な一覧を表示するように大部分同一記号を設定すると、大部分同一記号はその他のすべてのエッジ記号の状態を報告します。大部分同一記号を AMTITLE[表題欄と図面枠を挿入]コマンドによって作成した図面枠内に配置すると、大部分同一記号は、その図面枠内にあるすべてのエッジ記号の状態を報告します。大部分同一記号を図面枠の外側に配置すると、図面内のすべての大部分同一記号の状態を報告します。大部分同一記号を簡単な一覧を表示するように設定すると、大部分同一記号は他のエッジ記号の状態を報告せずに、基本記号のみを表示します。
サポートされている製図規格
- DIN ISO 13715 (2000)
- DIN 6784 (1982)
- GB/T 19096 (2003)
- JIS B 0051 (2004)
- ISO 13715 (2000)
- ISO/DIS 13715 (1984)