[穴座標寸法]ダイアログ ボックス(AutoCAD Mechanical ツールセット)

このダイアログ ボックスでは、穴座標寸法を編集します。

ツールバーのボタン

 

座標を直交座標タイプに設定します。

 

座標を極座標タイプに設定します。

 

穴テーブルを作成します。ANSI 規格では、このオプションは既定で有効になっています。

 

[表示]

ダイアログ ボックスに、穴座標寸法または穴テーブル詳細のどちらを表示するか指定します。穴座標寸法の場合は[座標のリスト]を選択し、穴テーブルの場合は[穴テーブル]を選択します。

 

選択した穴座標寸法または穴テーブルの列を並べ替えます。

 

一時的にこのダイアログ ボックスを閉じて、図面から穴を選択して現在の選択セットに追加できるようにします。

 

一時的にこのダイアログ ボックスを閉じて、図面から穴を選択して現在の選択セットから削除できるようにします。

 

図面に穴座標寸法を挿入します。

 

MS-Excel、テキスト エディタ、またはその他のサポートされている形式でデータを書き出します。

 

[穴座標寸法の列]ダイアログ ボックスを表示します。

 

選択した列を削除します。

 

選択した行を1 つまたは複数削除します。

 

[計算式エディタ]ダイアログ ボックスを表示して、現在選択されているセルの式を指定します。このボタンは、現在選択されているセルに式が適用できる場合のみ使用可能です。

 

[パワーディメンジョン]ダイアログ ボックスを表示して、選択されているセルにフィットまたは許容差を追加します。このボタンは、現在選択されているセルにフィットと許容差が適用できる場合のみ使用可能です。

 

[ユーザ項目]列の自動番号付けに使用する内部カウンタを、選択したセルの値に設定します。新しい穴を穴座標寸法に追加すると、このカウンタが増加します(一意の数値に達するまで)。この数値が新しい穴のユーザ項目セルに表示されます。このボタンは、[ユーザ項目]列のセルを選択している場合のみ使用可能です。

 

[ユーザ項目]列の番号を変更して、現在のソート順での行位置を反映します。

 

図面の列のヘッダを表示します。

 

図面の列のタイトルを表示します。

 

グリップ枠の表示を設定します。

[マルチ穴座標寸法]

選択された複数の穴をフィルタ条件に従ってグループ化し、各グループを個別の穴座標寸法に表示するためのオプションが含まれています。このようにして作成された穴座標寸法は同一の原点を持ちます。

 

一覧の最後に穴座標寸法を追加します。プロンプトで、作図領域に穴座標寸法を配置することができます。穴座標寸法には他の穴座標寸法で取り出されていない穴が一覧から自動的に割り当てられます。

注:

ネストされた穴座標寸法に[穴を追加]ボタンを使用すると、標準穴座標寸法に変換されます。個々の原点は削除され、ネストされた穴座標寸法の原点に相対的に穴のラベルが再作成されます。

 

選択した穴座標寸法を削除します。その穴座標寸法に属していた穴は、フィルタ条件を満たしている場合、一覧中で以前属していた寸法より下位の穴座標寸法で使用可能となります。フィルタ条件を満たさない穴は、未割り当ての穴になります。

 

選択した穴座標寸法を 1 つ上のレベルに移動します。選択した穴座標寸法とその下位にある穴座標寸法に含まれる穴のグループ分けが変わります。フィルタは上から下に適用され、穴座標寸法のフィルタ条件を満たさない上位にある穴だけが、特定の穴座標寸法で使用可能です。

 

選択された穴座標寸法を 1 つ下のレベルに移動します。選択された穴座標寸法とその下の穴座標寸法に含まれる穴のグループ化が変更されます。フィルタは上から下に適用され、穴座標寸法のフィルタ条件を満たさない上位にある穴だけが、特定の穴座標寸法で使用可能です。

   

穴座標寸法一覧

現在の選択セットの穴座標寸法を表示します。任意の説明セルをクリックして、穴座標寸法にわかりやすい名前を指定します。

   

[未割り当ての穴]

どのフィルタ条件にも合致しない穴を取り扱うためのオプションが含まれています。作図領域で未割り当ての穴には "?" ラベルが付きます。

     

[除去]ボタン

選択セットから未割り当ての穴を除去します。

   

[[OK]をクリックしたときに除去を確認]

[OK]ボタンをクリックすると、未割り当ての穴を自動的に削除してよいか確認するプロンプトが表示されます。

 

メインウィンドウ

選択した穴の座標寸法と直径サイズを表示します。寸法に許容差またははめあいを追加するには、このテーブルのセルを選択して右クリックし、[フィット/許容差]を選択します。

 

[フィルタ]

マルチ穴座標寸法一覧で選択された穴座標寸法にフィルタを設定するためのオプションが含まれています。

注:

フィルタはネストされた穴座標寸法に適用されません。

   

フィルタ一覧

穴座標寸法に設定されているフィルタのタイプを表示します。さらに、フィルタを追加したり削除するための右クリック メニューがあります。

     

右クリック メニュー項目:

  • [カスタム フィルタを追加]: フィルタを追加します。フィルタには、ドロップダウン リストで選択可能な定義済みのフィルタから条件を選ぶことができます。
  • [穴選択フィルタを追加]: 作図領域で穴を手動で選択できるフィルタを追加します。穴座標寸法ごとに 1 つの穴選択フィルタを追加することができます。
  • [削除]: フィルタ一覧で選択したフィルタを削除します。
   

[フィルタの詳細]

フィルタ一覧で選択されたフィルタのフィルタ条件を定義するためのオプションを含んでいます。

     

ドロップダウン リスト

定義済みのフィルタ条件を含んでいます。このリストは、フィルタ一覧で選択されたフィルタのタイプがカスタム フィルタの場合のみ表示されます。

     

編集ボックス

ドロップダウン リストで選択されたフィルタ条件のオペランドを指定します。この編集ボックスは、フィルタ一覧で選択されたフィルタのタイプがカスタム フィルタの場合のみ表示されます。

     

選択

作図領域で穴を選択できるように、一時的に[穴座標寸法]ダイアログ ボックスを非表示にします。穴を選択するには、作図領域で穴をクリックします。[Enter]または[Esc]を押して[穴座標寸法]ダイアログ ボックスに戻ります。このボタンは、フィルタ一覧で選択されたフィルタのタイプが穴選択フィルタの場合のみ表示されます。

 

[設定]ボタン

[穴座標寸法設定]ダイアログ ボックスを表示します。

 

[プレビュー]

ダイアログ ボックスを一時的に閉じて、作図領域を表示します。複数の穴座標寸法一覧で選択された穴座標寸法に属する穴をハイライト表示します。[Enter]を押して[穴座標寸法]ダイアログ ボックスに戻ります。

 

[適用]ボタン

選択された穴座標寸法に変更を適用します。