概要 - コンテンツ ライブラリを配布する(AutoCAD Mechanical ツールセット)

コンテンツ ライブラリは 1 つのファイルではなく、1 つのフォルダに保存された複数のファイルからなるコレクションです。

AutoCAD Mechanical ツールセット では、コンテンツ ライブラリの新規作成時に、コンテンツ ライブラリの作成先フォルダを指定するように求めるプロンプトが表示されます。コンテンツ ライブラリでパブリッシュの準備が整ったら、フォルダ全体を配布する必要があります。他のコンピュータでは、このフォルダをコピーした後で、コンテンツ マネージャにライブラリを追加する必要があります。

複数のコンピュータへのコンテンツ ライブラリのコピーは、煩雑となることがあります。その場合は、フォルダをコピーする代わりに、ネットワーク ドライブ上でフォルダを共有できます。共有した場合は、[コンテンツ マネージャ]でネットワークの場所を指定します。

多数のコンピュータが共有のコンテンツ ライブラリにアクセスする場合、各コンピュータで共有の場所を指定するのは面倒です。このような場合には、パス情報ファイルと呼ばれるファイルを配布できます。パス情報ファイルには、すべてのコンテンツ ライブラリへのパスが格納されています。これにより、1 台のコンピュータを設定して、そのパス情報ファイルを他のコンピュータにコピーするだけで済むようになります。その後で、[コンテンツ マネージャ]を表示し、それに新しいパス情報ファイルを読み込みます。

注: パス情報ファイルを配布する予定がある場合は、Windows の汎用名前付け規則(¥¥server¥share¥file_path形式)を使用してネットワークの場所を指定する必要があります。

AutoCAD Mechanical ツールセット のネットワーク配置を作成するときに、パス情報ファイルを含めることができます。これにより、AutoCAD Mechanical ツールセット の配布時に、パス情報ファイルによってインストール ファイルが共有のコンテンツ ライブラリを自動的に指定するようにできます。