中心線のオーバーシュートは、製図規格ごとに異なります。
また、一部の穴のサイズでは、オーバーシュートが直径に対して比例している必要があります。したがって、コンテンツ エディタで中心線を描画するときは、挿入時に中心線の長さが動的にコントロールされるように、オーバーシュートを設定する必要があります。AutoCAD Mechanical ツールセット
AutoCAD Mechanical ツールセット でオーバーシュートの長さをコントロールできるようにするには、OVERSHOOT 変数を使用して、オーバーシュートに拘束を動的に適用する必要があります。AutoCAD Mechanical ツールセット では、挿入時に OVERSHOOT の値を動的に割り当てます。次のワークフローは、図に示した長穴の拘束方法について説明したものです。
タスク | [コメント] | |
1. | [パラメータ管理]で、OVERSHOOT という名前のユーザ定義パラメータを作成する | この変数を使用して、後でオーバーシュートを拘束します。 |
2. | POINT[点]コマンドを使用して、円と中心線の交差に点を挿入する | この点を使用すると、オブジェクト スナップを有効にして、寸法拘束を正確な位置に配置できます。 |
3. | ジオメトリ(点を含む)に寸法拘束を適用する | 点を拘束することにより点が固定され、オーバーシュートが外側に広がります。 |
4. | 寸法拘束をオーバーシュートに適用して、OVERSHOOT 変数に割り当てる | AutoCAD Mechanical ツールセット では、作図領域への挿入時に、規格および穴の直径に基づいて、値が OVERSHOOT 変数に割り当てられます。 |