データムは、理論的に正確な平面、線分、またはプロファイルが作成されるよう指定するために使用されるので、データムを使用して面全体の公差をコントロールするのは実用的ではない場合があります。
実用的なデータを指定するには、図面上でデータム ターゲットと呼ばれる適切な場所を選択して示すことができます。
記号の説明
データム ターゲットは、水平線で 2 分された円形の枠です。下半分は、文字および桁用です。文字は、データム フィーチャを示し、桁は、データム ターゲット番号を示します。上半分は、データム ターゲット領域の寸法などの追加情報用です。
記号のタイプ
次の場所にデータム ターゲットをアタッチできます。
AutoCAD Mechanical ツールセット は、終端タイプによって異なる 6 種類のデータム ターゲット記号を実装します。実装されています。
終端がないデータム ターゲットです。
点の終端があるデータム ターゲットです。
線分の終端があるデータム ターゲットです。
円状の終端があるデータム ターゲットです。
長方形の終端があるデータム ターゲットです。
別のデータム ターゲットにアタッチされているデータム ターゲットです。
記号の規格
[データム ターゲット設定]ダイアログ ボックスで、記号の外観を設定できます。利用可能なオプションは、現行の国際製図規格に準拠しています。
AutoCAD R12 形式で保存すると、円または長方形のデータム ターゲットにハッチング パターンが保存されません。この問題を回避するには、R12 で保存する前に記号を分解します。