任意の場所に寸法の原点を指定して半径寸法を作成し、その寸法線上の任意の位置で折り曲げを作成します。
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概要
このコマンドにより直接 AMPOWERDIM[パワーディメンジョン]コマンドの[半径] [曲げ半径]オプションにアクセスできるため、プロンプト数を削減でき、より迅速な操作が可能です。折り曲げ寸法は通常、寸法の原点として円弧の中央を使用することが適切ではない場合に使用されます(たとえば、半径のサイズが大きい円弧で、中心が図面枠の外側にある場合)。
プロンプト
次のプロンプトが表示されます。
- [円弧または円を選択]
- 寸法を作成する円弧または円を指定します(図の 1)。
- [オーバーライドする中心位置]
- 円弧または円の実際の中心点の代わりに使用する点(図の 2)を指定します。
- [寸法線の位置]
- 寸法線の角度を指定します(図の 3)。寸法が円弧の外側を指すように寸法を配置すると、自動的に円弧寸法補助線が描画されます。AutoCAD Mechanical ツールセット
- [折り曲げ位置]
- 折り曲げを配置する位置を指定します(図の 4)。
- [オプション]
-
[パワーディメンジョン オプション]ダイアログ ボックスが表示され、このコマンドセッション用のオプションを事前設定できます。
注: このオプションは、AMPOWERDIMEDITOR システム変数が 0 に設定されているか、リボンがオフになっている場合にのみ、コマンド ラインに表示されます。