2 番目の図のハッチング パターンは、定義済みのハッチング パターンです。この例では、下の長方形は、上の長方形とハッチングパターンが同じである必要があります。上の長方形のハッチングは点 A(UCS 原点)を通過し、下の長方形のハッチングは点 B を通過しています。
- UCS 原点を点 A に移動します。この点 A は、コマンド ラインで UCS と入力し、点(1)をクリックして UCS の X 軸の方向を受け入れることによって、ハッチング ラインが通過する点です。
- コマンド プロンプトで、AMUSERHATCH と入力します。
- [ハッチング]ダイアログ ボックスで、パターンの種類として[定義済み]を選択します。
- [ハッチング パターン パレット]ダイアログ ボックスでパターンを選択します。この例では、ANSI 34 を選択します。
- [OK]を選択し、上の長方形内の点(2)をクリックします。定義した UCS 原点を通過するハッチングが作成されます。
- 手順 2 をもう 1 度実行します。
- [ハッチング]ダイアログ ボックスで、[オフセット]をクリックします。
- 上の長方形のハッチング(3)を選択します。
- [オフセット]フィールドに、相対座標を入力します。この場合は、0、-30 です。
- [OK]を選択します。
- 下の長方形内の点(4)をクリックします。点 B を通過するハッチングが作成されます。
注: 手順 5 を実行後、コマンド ラインで UCS と入力し、点を指定しても同じ結果になります。この後、手順 2 をもう 1 度実行し、[ハッチング]ダイアログ ボックスで[OK]を選択します。下の長方形内をクリックします。