[強度計算]ダイアログ ボックス(AutoCAD Mechanical ツールセット)

[強度計算]ダイアログ ボックスでは、指定した点でのシャフトの強度を計算できます。計算は、DIN 規格または ANSI 規格に従って実行されます。疲労破壊や降伏点に対する安全係数も計算されます。

[計算の基準]

強度計算のアルゴリズムと安全係数を指定します。

[ノッチ]タブ

選択した位置の詳細を指定します。特に、ノッチ、ネック、穴、キー溝など、応力集中が発生する可能性があるオブジェクトの詳細を指定します。

 

[ノッチのジオメトリ]

選択した位置のジオメトリのプロパティを指定します。シャフト ジェネレータを使用してシャフトを作成した場合は、ジオメトリの詳細が自動的に選択されます。シャフト ジェネレータを使用してシャフトを作成していない場合、または検出されたシェイプが正しくない場合は、ジオメトリのサムネイルを示すボタンをクリックして、別のシェイプを選択してください。選択したシェイプに基づいてジオメトリのプロパティが変更されます。

   

[輪郭から値を設定]

入力したオメトリ プロパティをすべて削除し、自動検出された値に値を戻します。

 

[ノッチの表面]

シャフトの疲労強度に影響を及ぼす表面のプロパティを指定します。

   

[表面仕上げ]

表面の加工方法を指定します。

   

[Rz]

指定した点の粗さの最大深さを指定します。

[荷重と応力]タブ

指定した点に作用する荷重と応力が一覧表示されます。

 

[ユーザの変更]

指定した点に作用する荷重とモーメントの計算値をオーバーライドする機能を有効にします。通常は、「What-If」解析を実行して安全係数と応力に及ぼす影響を調べるために、これらの値を指定します。

 

[定数]

疲労破壊の処理方法を指定します。

   

[中央応力]

疲労係数を両振り応力のみに適用します。通常、この方法は平均応力が十分ではない場合に適用します。

   

[中央/振幅応力]

疲労係数を平均応力と両振り応力の両方に適用します。

[疲労係数]タブ

疲労破壊の計算に影響する係数の一覧が表示されます。

 

[ユーザの変更]

既定値または計算値をオーバーライドする機能を有効にして、「What-If」解析を実行して安全係数への影響を調べることができるようにします。

[降伏係数]タブ

降伏点の計算に影響する係数の一覧が表示されます。

 

[ユーザの変更]

既定値をオーバーライドする機能を有効にして、「What-If」解析を実行して安全係数への影響を調べることができるようにします。