練習 S6: 傾いたラスターを補正する

この練習では、[回転角度補正]を使用して、イメージ フレーム内で歪んだり傾いているイメージを補正します。

関連する練習

この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design ツールセットのオプションが「練習 A1: AutoCAD Raster Design ツールセットのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。

  1. ¥Tutorial2 フォルダ内の図面ファイル Scanned_04.dwg を開きます。

    イメージを移動する

  2. M と入力して MOVE[移動]コマンドを呼び出し、イメージ フレームを選択して[Enter]を押します。
  3. 拡大ズームし、基点としてラスター イメージの左下コーナーを指定します。イメージ フレームを選択しないように注意してください。
  4. 2 番目の点(目的点)として 0,0 と入力します。

    イメージの基点が 0,0 に移動します。

    イメージの回転角度を補正する

  5. VIEW[ビュー管理]コマンドを使用して TU_extents_new という名前のビューを呼び出します。
  6. [ラスター]メニュー[補正][回転角度補正]を選択します。
  7. 基点として 0,0 と入力します。
  8. 基準にする角度の基点として 0,0 と入力します。
  9. 拡大ズームし、基準にする角度の 2 点目としてラスター イメージの右下コーナーを指定します。イメージ フレームを選択しないように注意してください。

    イメージの基準線が回転角度操作の参照線として指定されています。

  10. 新しい角度として 0 を受け入れます。

    イメージが図面の水平軸に合わせて調整されます。

  11. VIEW[ビュー管理]コマンドを使用して TU_extents_new という名前のビューを呼び出し、回転角度を補正したイメージを調べます。

    回転角度を補正した後のイメージは、イメージ フレーム内でもう傾いてはいません。

  12. 変更を保存せずに図面を閉じます。