練習 S3: [イメージ色反転]と[鏡像]を使用してイメージを補正する

この練習では、[イメージ色反転][鏡像]ユーティリティを使用して、ラスター イメージの品質を改善します。

関連する練習

この練習を行う前に、AutoCAD Raster Design ツールセットのオプションが「練習 A1: AutoCAD Raster Design ツールセットのオプションを設定する」で説明したとおりに設定されていることを確認します。

練習

この練習で使用する図面ファイルを開く

  1. ¥Tutorial2 フォルダ内の図面ファイル Scanned_02.dwg を開きます。

    イメージが青焼き図面からスキャンされたものであることを示すため、イメージの背景色は AutoCAD 背景色の明るさに応じてコントラストが効いたものになります。[イメージ色反転]を使用すると、このイメージの背景色を AutoCAD 背景色と同じ色に変更できます。

    イメージを色反転する

  2. [ラスター]メニュー[補正][イメージ色反転]を選択します。

    イメージを鏡像化する

  3. 図面のテキストをはっきりと確認できるまでズームします。図面全体が上下逆になっていることが分かります。
  4. [ラスター]メニュー[補正][鏡像]を選択します。
  5. [上下]を選択し、[OK]をクリックします。

    適切な軸を正しく選択すれば、鏡像化処理を行った後の回転処理が不要になります。

    鏡像化後、表題欄が正しい位置であるイメージの下部に表示されるようになりました。

  6. 変更を保存せずに図面を閉じます。