実習 1: アセンブリを作成する

この実習では、Autodesk Civil 3D で定義されているサブアセンブリのいくつかを使用して、走行車線、縁石、溝、歩道、および既存のサーフェスに対する勾配を持つ、クラウンのある基本的な道路のアセンブリを作成します。

注:

作成したコリドー アセンブリは、「基本的なコリドーを作成する」チュートリアルでコリドー モデルを作成する際に使用します。

アセンブリ基線を作成する

1. チュートリアル図面フォルダにある Assembly-1a.dwg を開きます。
2. [ホーム]タブ [設計]パネル [アセンブリ]ドロップダウン [アセンブリを作成] 検索をクリックします。
3. [アセンブリを作成]ダイアログ ボックスで、名前に Primary Road Full Section と入力します。[OK]をクリックします。
4. コマンド ラインに「アセンブリ基線の位置を指定」というプロンプトが表示されたら、縦断ビューの長方形をクリックします。

   ビューポートでアセンブリ基線がズームされます。次のようになります。

   

車線サブアセンブリを追加する

1. サブアセンブリを含む[ツール パレット]が表示されていない場合は、[ホーム]タブ [パレット]パネル [ツール パレット] 検索をクリックします。
2. ツール パレットで[ツール パレット]コントロール バーを右クリックします。[Civil Metric Subassemblies]をクリックします。
3. [車線]タブをクリックします。
4. [LaneSuperelevationAOR]をクリックします。
5. [プロパティ]パレットで、[詳細] の下に次のパラメータを指定します。
   • [作成方向]: 右
   • [幅]: 3.5
   • [潜在基点]: [いいえ]
6. 図面内で、アセンブリ基線のマーカー ポイントをクリックします。

   右側の車線サブアセンブリがアセンブリ基線にアタッチされます。

縁石サブアセンブリを追加する

1. [ツール パレット]ウィンドウの[縁石]タブで、[汎用街渠]をクリックします。
2. 図面内で、走行車線の上部右端にあるマーカー ポイントをクリックします。
   
   注:

   サブアセンブリを間違ったマーカーにアタッチした場合、正しい位置に移動することができます。[Esc]を押してサブアセンブリの配置モードを終了します。移動するサブアセンブリを選択します。サブアセンブリを選択すると、青いグリップが表示されます。グリップを選択し、正しいマーカー ポイントをクリックします。

歩道サブアセンブリを追加する

1. [ツール パレット]ウィンドウの[基本]タブで、[基本歩道]をクリックします。
2. [プロパティ]パレットで、[詳細] の下に次のパラメータを指定します。
   • [作成方向]: 右
   • [幅]: 1.5
   • [緩衝地帯幅 1]: 0.5
   • [緩衝地帯幅 2]: 0.5
3. 図面内で、縁石のの上部背面にあるマーカー ポイントをクリックします。
   

法面展開サブアセンブリを追加する

1. [ツール パレット]ウィンドウの[基本]タブで、[基本法面(切土側排水溝)]をクリックします。
2. [プロパティ]パレットで、[詳細] の下に次のパラメータを指定します。
   • [作成方向]: 右
   • [切土法面]: 2.000:1
   • [盛土法面]: 4.000:1
3. 図面内で、歩道サブアセンブリの外側の端にあるマーカー ポイントをクリックします。
   
4. [Esc]を押します。

   この操作によって、サブアセンブリ配置コマンドが終了します。

基線の左側にサブアセンブリのミラーを描画する

1. 図面で、追加した 4 つのサブアセンブリを選択します。
   
2. 右クリックします。[ミラー]をクリックします。
3. アセンブリ基線のマーカー ポイントをクリックします。

   サブアセンブリがアセンブリ マーカーの左側に表示されます。[ミラー]コマンドにより、選択したサブアセンブリのミラー イメージが作成されます。サブアセンブリのパラメータは、[辺]パラメータを除きすべて保持されます。

   
   注:

   ミラーしたサブアセンブリのパラメータは動的にリンクされていません。アセンブリ基線の片側のサブアセンブリのパラメータ値を変更しても、変更内容は反対側に適用されません。

このチュートリアルを続けるには、「実習 2: サブアセンブリ名テンプレートを修正する」に進んでください。