チュートリアル: 基本的なコリドー モデルを作成する

このチュートリアルでは、Autodesk Civil 3D オブジェクトを使用して、基本的なコリドー モデルを作成する方法について学習します。

注:

図面には、実習「アセンブリを作成する」で作成したコリドー アセンブリが含まれています。

コリドーは、高速道路、水路、滑走路などの、さまざまな計画をモデル化するために使用できます。このチュートリアルでは、住宅街の道路をモデル化します。

コリドー モデルは、サブアセンブリ、アセンブリ、線形、計画線、サーフェス、縦断など、Autodesk Civil 3D のさまざまなオブジェクトとデータを使用して作成します。

コリドー オブジェクトを作成するには、1 つまたは複数の水平基線に沿って、一定間隔で 2D 横断(アセンブリ)を配置し、これらの各位置で地形サーフェスに接する法面を作成します。

コリドーの基本情報を指定する

  1. チュートリアル図面フォルダにある Corridor-1a.dwg を開きます。
  2. [ホーム]タブ [設計]パネル [コリドー] 検索をクリックします。
  3. [コリドーを作成]ダイアログ ボックスで、次のパラメータを指定します。また、 ボタンを使用して、図面からオブジェクトを選択することもできます。
    • [名前]: First Street
    • [基線タイプ]: Alignment and Profile
    • [線形]: First Street
    • [縦断]: Finished Grade Centerline - First Street

      (明瞭にするため、縦断ビューのグリッド線形は削除されています)

    • [アセンブリ]: Primary Road Full Section
    • [ターゲットのサーフェス]: EG
    • [基線とリージョンのパラメータを設定]: オン
  4. [OK]をクリックします。

基線とリージョンのパラメータを指定する

  1. [基線とリージョンのパラメータ]ダイアログ ボックスで、[RG-Primary Road Full Section - (1)]行の[終了測点]セルに 0+440.00 と入力します。
  2. [間隔]セルで、をクリックします。
  3. [アセンブリに適用する間隔]ダイアログ ボックスの[アセンブリを適用]領域の[曲線区間]に対して、[増分で]が選択されていることを確認します。
  4. [曲線の増分]に対して 3.000 と入力します。 [OK]をクリックします。
  5. [OK]をクリックします。
  6. [コリドー プロパティ - コリドーの再作成]ダイアログ ボックスで、[コリドーを再作成]をクリックします。
    注: タスク ダイアログ ボックスが表示されない場合、コリドーはまだ作成されます。

    コリドー モデルが次のような状態で作成されます。

次のチュートリアルを続けるには、拡幅車線のコリドーを作成するへ進みます。