この実習では、前の実習で作成したビュー フレームから平面図および縦断シートを作成します。
[ビュー フレームを作成]ウィザードでビュー フレームを作成した後は、[シートを作成]ウィザードでシートを作成することができます。
作成したシートは、実施設計図(平面図)用のレイアウト(シート)を表します。
シート作成設定を指定する
横断シートを作成する前に、現在の図面を保存する必要があります。別の場所に保存して、チュートリアルの図面が上書きされないようにします。
このウィザードの任意のページで[シートを作成]をクリックすると、ウィザードの各ページの既定の設定でシートを作成できます。基準を指定していない場合は、[シートを作成]ボタンが無効になります。
グループ内のビュー フレームをすべて選択したり、選択しているビュー フレーム グループ内のビュー フレームを任意に選択することができることに注目してください。
レイアウト(シート)ごとに図面が 1 つ作成されます。2 以上の値(たとえば 3)を入力すると、新規図面ごとにレイアウトがその数だけ(3 つ)作成されます。シートおよび図面の合計数は、選択した線形の長さや、その他の基準(参照テンプレート内のビューポートのサイズや尺度など)によって異なります。入力できる値は 0 から 256 までの整数です。
テンプレートで定義した北方位記号のブロックが北向きになります。このリストには、現在の図面にあるすべてのブロックが入っています。北方位記号のブロックを含めない場合は、[(なし)]を選択できます。
新規シートを整理するための新規シート セットが作成されます。シート セットを使用すると、一連のシートを 1 つの単位として管理およびパブリッシュすることができます。次の手順では、個別のシートおよびシート セット データ(DST)ファイルの保存先を指定します。最適な結果を得るには、シート セット データ ファイルおよび関連シート ファイルを同じ場所に保存します。シートおよびシート セットの使用方法の詳細については、『AutoCAD ヘルプ』を参照してください。
ビュー フレームに縦断ビューが含まれていない場合、[シートを作成]ウィザードの[縦断ビュー]ページはスキップされます。この場合、[データ参照]ページが次に表示されます。
[縦断ビュー設定]は、「実習 2: ビュー フレームを作成する」で既に指定しています。
詳細については、「複数の縦断ビューを作成する」を参照してください。
このオプションでは、平面図の線形の開始測点と縦断ビューの縦断の開始測点が一致するよう配置されます。その際、正確な線形の開始測点に合わせて縦断ビューが右に移動します。
シートを作成する
シートを作成すると、[シート セット マネージャ]が表示され、新たに作成したシートが表示されます。[シート セット マネージャ]の詳細については、AutoCAD ヘルプのシート セット マネージャに関連するヘルプ トピックを参照してください。
[シート セット マネージャ]で、VFG - Maple Road - (1).dst が開き、作成した 5 つのシートが表示されることに注目してください。
シートが新規図面として表示されます。
[シート セット マネージャ]からシートを直接パブリッシュしたり、e-トランスミット機能を使用してシートを共有することができます。
このチュートリアルを続けるには、「実習 2: 横断シートを作成する」に進んでください。