QTO マネージャを使用して、積算費目をオブジェクトに適用してから、数量を解析することができます。
積算費目は、高速道路設計計画で最も重要な要素の 1 つです。積算費目は、高速道路の建築中に、価格が提供され、請負業者が支払われる作業の特定単位です。
積算費目には、次の 3 つの主要なプロパティがあります。
積算費目情報を、平面図シートや概要、技術者の概算、入札書類を含む設計計画に正しく統合することは、高速道路の設計者にとって重要なタスクです。 QTO マネージャ 機能を使用すれば、設計者は積算費目の管理プロセスを自動化し、エラーを削減し、請負業者との衝突を避けることができます。
[QTO マネージャ]ビスタと[積算費目ファイルを開く]ダイアログ ボックスを使用して、積算費目ファイルとその分類ファイルを Autodesk Civil 3D 図面に読み込みます。
積算費目ファイルは積算費目コード、説明、およびマスタの積算費目リストの測定単位を含みます。積算費目ファイルのファイル形式は、カンマ区切り(CSV)ファイルまたは Extensible Markup Language(XML)ファイルです。
オプションの積算費目分類ファイルは、積算費目を管理可能なグループに分類します。積算費目分類ファイルは、共通した積算費目コードの接頭語に基づき、類似した積算費目をグループ化します。分類ファイルのファイル形式は、常に XML ファイルです。
[QTO マネージャ]ビスタのコマンドを使用して積算費目を管理します。図面で積算費目ファイルを開くと、個別の積算費目について積算費目リストをフィルタリングすることができます。フィルタリングは、[積算費目 ID]または積算費目の[説明]に含まれるテキストによって行います。
積算費目ファイルを開いた後、積算費目分類ファイルを開かない場合、いつでも積算費目リストを分類することができます。
強調表示を使用して、図面のアイテムを視覚的に並べ替えます。
積算費目を図面内のオブジェクトまたはオブジェクト グループに割り当てます。積算費目を手動で個別のオブジェクトや境界領域、あるいは類似したオブジェクトや境界領域のグループにタグ設定することができます。
積算費目を Autodesk Civil 3D コード セット スタイルに割り当てると、コリドー オブジェクトには、指定の積算費目に対するタグが自動的に設定されます。積算費目を Autodesk Civil 3D パイプ ネットワークのパーツ リストに割り当てると、すべての新しいパイプや構造物には、指定の積算費目に対するタグが自動的に設定されます。