積算費目の公式を使用するには

積算費目を修正して異なる状況で使用できるように、公式を定義します。たとえば、積算費目公式を使用して、特定の質量を土量に適用する、ある測定単位を別のものに変換する、積算費目をセット土量に適用する、といったさまざまな数学的操作を行うことができます。

[積算費目公式]ダイアログ ボックスの関数、定数、および論理演算子を使用して、公式の作成と編集を行います。[積算費目公式]ダイアログ ボックスを開くには、[QTO マネージャ]ビスタまたは[積算費目リスト]ダイアログ ボックスのいずれかから、公式の適用または編集を行ういずれかの積算費目の[公式]セルをクリックします。

注: コリドー オブジェクトでは、[QTO マネージャ]を通じて入力された公式しか認識されません。

積算費目の公式を作成するには

  1. オブジェクトにアタッチされた積算費目を含む図面を開きます。
  2. 1 つまたは複数の積算費目がアタッチされたオブジェクトを選択します。
  3. [解析]タブ[QTO]パネル[QTO マネージャ] 検索をクリックします。
  4. [QTO マネージャ] ビスタで、選択したオブジェクトにアタッチされた積算費目の[公式]セルをクリックします。
  5. 図面に公式ファイルが存在しないことを示す警告ダイアログ ボックスが開いた場合、[積算費目公式ファイルを指定]をクリックします。
  6. [数量公式ファイルを選択]ダイアログ ボックスで次の操作を行います。
    • 現在の図面が保存されているフォルダに移動します。
      BestPractice: 積算費目公式ファイルを、使用する図面と同じ場所に保存します。図面を他のユーザに送る場合に、公式ファイルも送る必要があります。
    • [ファイル名]で、数量公式ファイルの一意の名前を入力します。積算費目公式は、Autodesk Civil 3D の他の数式(ラベル式やデザイン チェック)と異なり、図面内ではなく独立した FOR ファイルに保存されます。
    • [保存]をクリックします。
  7. [積算費目公式]ダイアログ ボックスで次の操作を行います。
    • 追加のパラメータを定義するには、[パラメータを編集]をクリックして、[積算費目公式パラメータ]ダイアログ ボックスを表示します。
    • をクリックして、[項目の面積][項目の数][項目の長さ][パーツの深さ]、またはユーザ定義パラメータのいずれか(対象の積算費目に該当するもの)を選択します。選択内容が、[式]フィールドに挿入されます。
    • キーボードや数字キー、論理演算子キー、ダイアログ ボックス内の リストの関数を使用して、公式を完成します。
    • [OK]をクリックして、公式を適用します。

      が、選択した積算費目の[公式]セル([QTO マネージャ]内)に表示されます。

積算費目公式の編集や削除を行うには

  1. 積算費目の公式が作成されている図面を開きます。
  2. [解析]タブ [QTO]パネル [QTO マネージャ] 検索をクリックします。
  3. [QTO マネージャ] ビスタで、[分類をオフに切り替え]をクリックします。
  4. 積算費目リストに対してフィルタリングかスクロール ダウンを使用して、編集する公式を持つ積算費目を見つけます。
  5. 積算費目の[公式]セルで、 をクリックします。
  6. [積算費目公式]ダイアログ ボックスで次の操作を行います。
    • [式]フィールドの公式を修正します。
    • あるいは、[式]フィールドから公式を削除します。
    • [OK]をクリックします。