概要 - 自然流下式ネットワーク解析結果レポート

[自然流下式ネットワークの解析]ダイアログ ボックスの[結果]ページから、自然流下式ネットワーク解析の結果が含まれている .csv ファイルを出力することができます。

このレポートは、基本的に次のドキュメント中の計算シートに類似する形式で出力されます。『Urban Drainage Design Manual Third Edition, Hydraulic Engineering Circular No. 22』(略称 HEC-22、米国運輸省連邦高速道路局)。

雨水排水データ

テーブルの第 1 セクションは、基本的に HEC-22 所収の「Figure 7-8, Preliminary storm drain computation sheet」(図 7-8、雨水排水計算シート)」のデータ形式に従います。このセクションは、 [自然流下式ネットワークの解析]ダイアログ ボックスの[一般]ページで[エネルギー勾配線と動水勾配線を計算]または[パイプをサイズ変更し、インバートをリセット]を選択した場合にレポートに含まれます。

レポートのこのセクションに含まれるデータは次のとおりです。

番号 パイプ 開始 終了 長さ 排水面積(増分) 排水面積(合計) 流出係数「C」 「面積」X「C」増分 「面積」X「C」合計 集中時間(集排水口) 集中時間(システム) 降雨「I」 流出「Q」 既知の Q 値 合計 Q パイプ直径 最大 Q 速度(最大) 速度(設計) 横断時間 インバート標高(上流) インバート標高(下流) クラウン ドロップ 勾配

エネルギー勾配線と動水勾配線データ

テーブルの第 2 セクションは、基本的に HEC-22 所収の「Figure 7-10, Energy grade line computation sheet - Table A」(図 7-10、エネルギー勾配線計算シート - テーブル A)のデータ形式に従います。このセクションは、[自然流下式ネットワークの解析]ダイアログ ボックスの[一般]ページで[エネルギー勾配線と動水勾配線を計算]を選択した場合にレポートに含まれます。

レポートのこのセクションに含まれるデータは次のとおりです。

番号 構造物ID D Q L V d

dc

v2/2g

EGLo

HGLo

Sf

合計パイプ損失

EGLi

HGLi

Ea

EGLa

U/S TOC サーフェス標高

テーブルの第 3 セクションは、基本的に HEC-22 所収の「Figure 7-11, the energy grade line computation sheet - Table B」(図 7-11、エネルギー勾配線計算シート - テーブル B)のデータ形式に従います。このセクションは、[自然流下式ネットワークの解析]ダイアログ ボックスの[一般]ページで[エネルギー勾配線と動水勾配線を計算]を選択した場合にレポートに含まれます。

レポートのこのセクションに含まれるデータは次のとおりです。

番号 構造物ID

終了 Ho

Hf

Hb

Hc

He

Hj

合計

Ei

y+(P/γ)

DI

Eai

CB

Cθ

Cp

Ha

Ea

集排水口の解析データ

テーブルの第 4 セクションは、基本的に HEC-22 所収の「Figure 4-19, the inlet spacing computation sheet」(図 4-19、集排水口間隔計算シート)のデータ形式に従います。このセクションは、[自然流下式ネットワークの解析]ダイアログ ボックスの[一般]ページで[集排水口解析]を選択した場合にレポートに含まれます。

レポートのこのセクションに含まれるデータは次のとおりです。

番号 名前 測点 排水面積 A 流出係数C 集中時間 降雨強度

Q=CIA/Kc

既知の Q 値

縦勾配 SL

横断勾配 Sx

横断勾配 Sw

前バイパス流量 合計側溝流量 深さ d 側溝幅 広がり T W/T 集排水口タイプ Grate Length Grate Width 縁石開口部の長さ 縁石開口部の高さ

遮断流量 Qi

バイパス流量 Qb

バイパス構造物 備考