線形に沿ってカントを計算するには

カントを線形に沿って計算する場合の、線路の基点設定方法、ゲージ、計算方法を指定します。

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曲線で軌道を上下させる量を計算する。

  1. 図面で軌道線形をクリックします。
  2. [軌道線形]タブ[修正]パネル[カント]ドロップダウン[カントを計算/編集] 検索をクリックします。
    注: カント データが含まれていない線形に[カントを計算/編集]コマンドを使用すると、次のオプションのいずれかを選択するように求められます。
    • [今すぐカントを計算]: [カントを計算]ウィザードを起動して、すべての線形曲線に対するカントを計算するには、このオプションを選択します。
    • [カント曲線マネージャを開く]: 各線形曲線のデータを確認するにはこのオプションを選択します。次に[カント ウィザード]をクリックし、指定した曲線の選択セットに対するカントを計算します。
  3. [カントを計算]ウィザードの[線路タイプ]ページで、基点設定方法を指定します。
  4. 軌間の値を確認します。
    注: 軌間の値がユーザのアプリケーションに対して適切でない場合は、[キャンセル]をクリックし、[線形ププロパティ]ダイアログ ボックスの[線路パラメータ]タブで値を変更します。
  5. [次へ]をクリックします。
  6. [計算方法]ページで、次のパラメータを指定します。
    • [均衡カント]
    • [最大許容カント不足量]
    • [設計基準ファイル]
    • [実カント テーブル]
    • [摺り付けの長さテーブル]
    • [計算方法]
    • [擦り付け計算変数]
      注: [擦り付け計算変数]が使用できるかどうかは、[計算方法]の選択内容によって異なります。すべての計算方法が、すべての摺り付け変数を使用するわけではありません。詳細は、「カント計算方法の例」を参照してください。
    • [重なりを自動的に解決]

      このオプションを選択すると、線形全体にわたって、重なっているすべての摺り付け領域が自動的に解決されます。このオプションは、すべての線形曲線に対してカントを計算している場合にのみ使用できます。詳細は、「概要 - カント曲線の重なりを解決する」を参照してください。

  7. [完了]ボタンをクリックします。

    [カント タブ エディタ]が表示されます。