トラバース エディタを使用して、データを入力するか図面からポリラインを選択することにより、2D トラバースを作成します。データ入力後に、[トラバースの調整]ダイアログ ボックスにトラバースデータを送信して、調整方法を適用することができます。
トラバース エディタでトラバースのデータを入力すると、次の例に示すようなグラフィックスが図面に表示されます。
データ入力中に、[ポイント]、[線分]、[ポイントと線分]のどれを図面内で作成するか指定することができます。これらのオブジェクトは、トラバース エディタを閉じた後でも図面内に表示されたままになります。
グラフィックスの表示をコントロールするには、トラバース エディタでズーム設定を指定することができます。ズーム設定が[現在の行をズーム]に設定されている場合は、必要に応じてトラバースの辺のデータを入力して図面ウィンドウにトラバース グラフィックスを表示させると、図面内のズーム レベルが変更されます。あるいは、ビューをズームしてトラバースの範囲を表示するか、ズームなしのどちらかを指定することができます。
図面で既存のポリラインを選択するか、既知のデータを手動で入力することにより、トラバース エディタにデータをロードできます。さまざまな形式や計算式を使用してトラバース データを入力することができます。
値の直後に余分のスペースを追加せずに接尾表記を入力します。たとえば、10 フィートを指定するには、10' と入力します。
[図面の単位]の設定内容: | [インペリアルからメートル単位への変換]の設定内容: | 接尾語: | 距離の変換: |
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フィート | 米国測量フィート | m | メートルから米国測量フィートへ |
フィート | 国際フィート | m | メートルから国際フィート |
メートル | 米国測量フィート | ' | 米国測量フィートからメートルへ |
メートル | 国際フィート | ' | 国際フィートからメートル |
さまざまな計算式を使用して、トラバース パラメータの値を計算できます。計算式では、トラバースを定義するときに、COGO ポイントの相対的な位置など、既知のデータを入力できます。
使用可能な演算子を次に示します。