線形デザインが指定されている基準とデザインチェックを満たしているかどうか、または線形図形が互いに正接しているかどうかを確認するには、警告記号を使用します。
線形に対して基準に基づいた設計機能を使用している場合、線形ジオメトリは、設計基準ファイルおよびデザイン チェックで指定された設計基準を満たしている必要があります。
Autodesk Civil 3D が、各線分、曲線、および緩和曲線図形が隣接図形に正接され、接続されていることをチェックするかどうかを指定することもできます。
線形サブ図形が設計基準に違反するか、隣接した図形に正接していない場合、警告記号は次の位置に表示されます。
- 図面ウィンドウ — 設計基準に違反している各サブ図形上に
警告記号が表示されます。 注: 警告記号のサイズは、自動的には調整されません。警告記号のサイズを変更するには、拡大表示または縮小表示した後に REGEN と入力します。 - [線形図形]ビスタ —
警告記号が設計基準に違反しているサブ図形の[番号]列に表示されます。設計基準ファイルに指定されている基準に違反があった場合は、個々の基準の横、および設計基準に違反したパラメータ値の横にもそれぞれ警告記号が表示されます。 -
[線形レイアウト パラメータ]
ダイアログ ボックス — 設計基準ファイルに指定されている基準に違反があった場合、[設計基準]パネルでは違反したプロパティの横に、[レイアウト パラメータ]パネルでは違反したパラメータの横にそれぞれ 警告記号が表示されます。デザイン チェックに違反があった場合、[デザイン チェック]パネルでは、その違反のあったデザイン チェックの横に 警告記号が表示されます。接線が違反している場合、[レイアウト パラメータ]パネルでは、[一般] の[番号]行の横に 警告記号が表示されます。
設計違反の情報を表示するために図面ウィンドウ内の 警告記号を使用することができます。図面ウィンドウ内の警告記号の上にカーソルを合わせると、ツールチップに違反に関する情報が表示されます。設計基準に違反があった場合、このツールチップには、違反があった基準と、基準を満たすための最小値が表示されます。デザイン チェックに違反があった場合、このツールチップには、違反があったデザイン チェックの名前が表示されます。接線に違反があった場合、このツールチップには、直前または次の図形が現在の図形に正接されていないかどうかが示されます。
BestPractice:
デザイン チェックには、[デザイン チェック]フィールドに入力した公式に近い形をした名前を指定する必要があります。デザイン チェックにより違反が検出された場合は、そのデザイン チェックの名前のみ表示され、最小の許容値は表示されません。公式そのものをデザイン チェックの名前の中に使用すると、違反内容の修正が容易になります。
注: サブ図形に複数の違反がある場合、図面に 1 つの警告記号が表示されます。警告記号をクリアするには、すべての違反をクリアするようにそのサブ図形を修正する必要があります。
