[図面設定]ダイアログ ボックスの[単位と測地座標系]タブを使用して、長さ単位と角度単位、座標系、図面の尺度を選択することができます。
Autodesk Civil 3D の座標は、北座標と東座標で表されます。
Autodesk Civil 3D の座標系は、常に AutoCAD のワールド座標系(WCS)に関連付けられています。北座標は AutoCAD の Y 座標に相当し、東座標は AutoCAD の X 座標に相当します。
Autodesk Civil 3D オブジェクトのデータは、常に AutoCAD のワールド座標系の座標で示されます。たとえば、[パノラマ]ウィンドウの[線形図形]ビスタの線形データは、ワールド座標系で表示されます。また、Autodesk Civil 3D の割り込みコマンドも、AutoCAD のワールド座標系に基づいています。ただし、オブジェクトを作成して、AutoCAD のユーザ座標系(UCS)を定義した場合、場所を指定したときに UCS が優先されます。つまり、挿入点や座標が UCS に基づいて解釈されます。
Autodesk Civil 3D のオブジェクトが UCS で配置されることはありません。たとえば、方向参照の設定によって、ラベルの方向を現在のビューであるワールド座標系またはラベル付けされたオブジェクトに基づいて決めることはできますが、UCS に基づいて決めることはできません。
同様に、縦断、横断、テーブルなどのオブジェクトも、現在の UCS に合わせて方向を決めることはできません。
AutoCAD のワールド座標系とユーザ座標系の詳細は、AutoCAD のヘルプを参照してください。