縦断に固定縦断曲線を追加するには

3 点を指定して固定縦断曲線を追加するには

3 つの通過点を指定することにより、固定縦断曲線を追加します。

図は、始点(1)から指定のポイント(2 および 3)を通過する固定曲線を示します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、[固定縦断曲線(3 点)]をクリックします。
3. 始点を指定します。
4. 2 点目を指定します。
5. 終点を指定します。

2 点とパラメータを指定して固定縦断曲線を追加するには

2 つの通過点および K 値または最小半径を指定します。

図は、始点(1)、終点(2)、および最小半径(3)で定義された固定曲線を示します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、[固定縦断曲線(2 点、パラメータ)]をクリックします。
3. 始点を指定します。
4. 終点を指定します。
5. 次のいずれかの操作を行います。
   • 凸型曲線を指定する場合は、[Enter]を押す。
   • 凹型曲線を指定する場合は、s (凹型)と入力する。
6. 次のいずれかの操作を行います。
   • K 値を指定する。
   • 放物曲線の最小半径を指定する場合は、R (半径)と入力して半径を指定する。
     注: 基準に基づいた設計機能を使用して縦断を作成した場合、コマンド ラインには既定値が表示されます。特定の設計速度に対する最小 K 値は、設計基準ファイルに指定されています。特定の設計速度に対する最小 K 値を基に、最小曲線長さおよび最小曲率半径が計算されます。

図形と通過点を指定して固定縦断曲線を追加するには

アタッチメント図形および通過点を指定することにより、固定縦断曲線を追加します。

図は、アタッチされた図形(1)から通過点(2)への固定曲線を示します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、[固定縦断曲線(図形の終点、通過点)]をクリックします。
3. 曲線をアタッチする固定図形または片側固定図形を選択します。

   最も近い図形の終点が曲線の始点になります。また始点の勾配が曲線の開始勾配となります。

4. 曲線の通過点を指定します。

2 点と始点の勾配を指定して固定縦断曲線を追加するには

2 つの通過点と、始点での勾配を指定することにより、固定縦断曲線を追加します。

図は、始点(1)から終点(2)への固定曲線、および始点(3)での勾配を示します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、[固定縦断曲線(2 点、始点での勾配)]をクリックします。
3. 始点を指定します。
4. 終点を指定します。
5. 始点の勾配値を入力します。

2 点と終点の勾配を指定して固定縦断曲線を追加するには

2 つの通過点と、終点での勾配を指定することにより、固定縦断曲線を追加します。

次の図に、始点(1)から終点(2)への固定曲線、および終点(3)での勾配を示します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、[固定縦断曲線(2 点、終点での勾配)]をクリックします。
3. 始点を指定します。
4. 終点を指定します。
5. 終点の勾配を入力します。

指定された高点または低点、K 値または最小半径、および曲線の長さで定義される固定縦断放物曲線を追加するには

固定縦断放物曲線を追加するには、高点または低点、曲線が凸型または凹型のどちらであるか、K 値または最小半径、および曲線の長さを指定します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、 [固定縦断曲線(放物線、高/低点、パラメータ、長さ)]をクリックします。
3. 高点または低点を指定します。
4. 曲線が凸型または凹型のどちらであるかを指定します。
5. K 値または最小半径を指定します。
6. 曲線の長さを指定します。

指定された高点または低点、最小半径、および曲線の長さで定義される固定縦断円弧を追加するには

固定縦断円弧を追加するには、高点または低点、曲線が凸型または凹型のどちらであるか、最小半径、および曲線の長さを指定します。

1. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
2. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、 [固定縦断曲線(円、高/低点、パラメータ、長さ)]をクリックします。
3. 高点または低点を指定します。
4. 曲線が凸型または凹型のどちらであるかを指定します。
5. 最小半径を指定します。
6. 曲線の長さを指定します。

最適フィットによる固定縦断接線を追加するには

最適フィットによる固定 3 点曲線図形を縦断に追加します。最適フィットによる図形は、一連の Autodesk Civil 3D ポイント、既存の図形、画面上のクリックにより定義できます。

図は、最適フィットで作成された固定縦断曲線を示します。X は、図形の作成に使用されたデータ ポイントを示します。

注: 最適フィットによる図形はそれぞれ、縦断ビュー スタイルで設定された鉛直縮尺に従って描画されます。最適フィットによる図形を正確に作成するには、縦断ビュー スタイルの[鉛直異尺]の値を 1.000 に設定して、縦断ビューの水平尺度に合わせます。

1. 縦断ビュー スタイルの[鉛直異尺]の値を 1.0000 に設定します。
2. 縦断をクリックします。[縦断]タブ[縦断を修正]パネル[ジオメトリ エディタ] 検索をクリックします。
3. [縦断レイアウト ツール]ツールバーで、[固定縦断曲線 - 最適フィット]をクリックします。
4. [曲線(最適フィット)]ダイアログ ボックスで、次のいずれか 1 つを選択します。
   • [COGO ポイントから]平面図で、ポイントを 2 つ以上選択します。G と入力してポイント グループを選択するか、N と入力して番号でポイントを入力します。
   • [画面上でクリック]。始点および最低 1 つの他のポイントを選択します。ポイントは、オブジェクト スナップや割り込みコマンドを使用して選択できます。
   • [図形から]。モザイク分割と中央縦距の許容値を指定します。コマンド ラインにリストされた図形タイプの 1 つまたは複数を選択することができます。縦断図形を選択した場合は、[測点範囲を指定]ダイアログ ボックスで開始測点および終了測点を指定します。
   図面ウィンドウでポイントまたは図形を選択すると、各回帰ポイントを表す X 記号と一時的な点線の曲線がリアルタイムで表示されます。[Enter]を押してコマンドを終了します。
5. [パノラマ]ウィンドウで、[回帰データ]ビスタを使用して、回帰ポイントを変更します。

   [回帰データ]ビスタ内の行を強調表示すると、図面ウィンドウ内の対応する回帰ポイントが赤で強調表示されます。

6. 曲線を作成します。
   • 曲線を作成しながら[回帰データ]ビスタを開いたままにする場合は、 をクリックします。
   • 曲線を作成して[回帰データ]ビスタを閉じる場合は、 をクリックします。