このページでは、ビュー フレームにマッチ ラインを挿入するかどうかを指定し、その位置を設定します。
マッチ ラインが表示されるのは、モデル空間の平面図のみです。縦断ビューには表示されません。平面図と縦断のシート、または縦断のみのシートの作成を選択した場合、このオプションは自動的に選択され、ユーザがチェック マークをはずすこと(変更する)はできません。
このオプションを選択すると、マッチ ラインが平面図のビュー フレームに挿入されます。ビュー フレームにマッチ ラインを挿入したくない場合は、チェック マークをはずします。
これらのオプションを使用すると、表示するデータ上にマッチ ラインが重ならないように、マッチ ラインの位置および作成後の移動方法を調整できます。
派生測点に基づくマッチ ライン配置の丸め値(計算)を使用する場合は、このオプションのチェック マークをはずします。入力した丸め計算の値を使用する場合は、このオプションを選択します。丸め計算では常に端数が切り捨てられます。たとえば、マッチ ラインの計算測点が 48+37.69 だった場合、丸めの値を 100 とすると、マッチ ラインは 48+00 の位置に配置されます。
[測点値を近似値にスナップする]で設定した値 | 丸め計算の結果 |
---|---|
100 | 18+00 |
50 | 18+50 |
10 | 18+60 |
1 | 18+65 |
27+45.3 to 50 | 27+00 から、2 番目に小さい 50 の倍数 |
このチェック ボックスを選択しない(チェック マークを外した)場合、ビュー フレームに挿入されるマッチ ラインの位置は、派生測点に基づく丸め値を使用して決定されます。
このオプションを使用すると、平面図に作成したマッチ ラインを移動できる距離を大きくすることができます。この余白を大きくする(距離を追加する)と、マッチ ラインが重なり合う領域が大きくなります。また、平面図のみのシートの枠線を強制的に重ね合わせるようにすることができます。この設定は、線形上の 2 つのビュー フレームの隣接する辺が重なってしまい、マッチ ラインのどちら側にもラベルや注記の表示に必要なスペースがないような場合に便利です。
ここに入力する値は、マッチ ライン間の計算距離から移動可能な総距離であることに注意してください。計算された距離に対して、入力した値分の距離だけマッチ ラインを移動させることができます。ただし、Autodesk Civil 3D ではビュー フレームの幅よりも大きい値を入力することはできません。
マッチ ラインが作成されるレイヤが表示されます。
[オブジェクトレイヤ]ダイアログ ボックスが表示され、マッチ ラインに対して別のレイヤを選択できます。
マッチ ラインの名前を指定します。
[名前テンプレート]ダイアログ ボックスが開き、マッチ ラインの名前テンプレートを変更することができます。
マッチ ラインおよびマッチ ライン マスク領域の表示に適用されるスタイルが表示されます。
図面内のマッチ ラインのスタイルを選択する際にクリックします。
マッチ ラインの左側のマッチ ライン ラベルに適用されるスタイルが表示されます。
図面内のマッチ ラインのラベル スタイルを選択する際にクリックします。
マッチ ラインの左側に配置するラベルの位置を指定します。
[左側のラベルの位置]と[右側のラベルの位置]オプションを使用して、マッチ ライン ラベルを配置する位置を選択します。次の位置を選択できます。
マッチ ラインの右側のマッチ ライン ラベルに適用されるスタイルが表示されます。
図面内のマッチ ラインのラベル スタイルを選択する際にクリックします。
マッチ ラインの右側に配置するラベルの位置を指定します。