データ ショートカットを作成するには
アクティブな図面からデータ ショートカットを作成します。
データ ショートカットは、アクティブなプロジェクトの _Shortcuts フォルダに格納され、他の図面にあるソース オブジェクトへのデータ参照の作成に使用されます。
各データ ショートカットは個別の XML ファイルに保存されます。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、
を選択します。
- [データ ショートカットを作成]ダイアログ ボックスで、他の図面にある参照先のオブジェクトを選択し、[OK]をクリックします。
これで、他の図面にあるデータ ショートカットへの参照を作成できます。
注:基線で線形と縦断を使用しているコリドーのデータ ショートカットを作成すると、これらの基線に対して自動的にデータ ショートカットが作成されます。コリドー基線が計画線で構成されている場合、それらの計画線に対して個別にショートカットが作成されることはありませんが、コリドーショートカットを図面で参照する場合、その基線は縦断と線形として処理されます。詳細については、「コリドー参照を作成するには」を参照してください。
縦断または横断抽出ライン グループのデータ ショートカットを作成すると、親線形へのデータ ショートカットも作成されます。
横断抽出ライン グループのデータ ショートカットを作成する際に、抽出されたソースへのデータ ショートカットは自動的に作成されません。ただし、オブジェクトが横断抽出ライン グループの抽出されたソースである場合、その情報が[データ ショートカットを作成]ダイアログ ボックスの[ステータス]列に表示されます。 詳細については、「横断抽出ライン グループ データのショートカットおよび参照について」を参照してください。
データ ショートカット用のフォルダを作成するには
フォルダを作成してデータ ショートカットを整理できます。 また、サブフォルダに格納されているオブジェクトからデータ ショートカットを作成すると、サブフォルダ構造がデータ ショートカット プロジェクト内に複製されます。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、コレクションを展開します。
- オブジェクト コレクションまたは既存のフォルダを右クリックし、[フォルダを作成]をクリックします。
- [新規フォルダを作成]ダイアログ ボックスで、新規フォルダの名前を入力し、[OK]をクリックします。
これで、既存のデータ ショートカットや既存のフォルダを新規フォルダにドラッグ アンド ドロップすることができます。
データ ショートカット プロジェクトを現在の図面に関連付けるには
データ ショートカット プロジェクトを現在の図面の既定に設定します。
- 既定のデータ ショートカット プロジェクトを設定する図面を開きます。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、[データ ショートカット]を右クリックし、[プロジェクトを現在の図面に関連付ける]を選択します。
- [プロジェクトを現在の図面に関連付ける]ダイアログ ボックスで、関連付けるプロジェクトを[プロジェクトを選択]ドロップダウン リストで選択します。
注: プロジェクトとの関連付けを解除するには、[プロジェクトを選択]ドロップダウン リストを[なし]に設定します。
- [OK]をクリックします。プロジェクトが図面の既定のデータ ショートカット プロジェクトになり、[プロスペクター]タブで図面の[データ ショートカット]ノードに表示されます。
データ ショートカット プロジェクトを複数の図面に関連付けるには
データ ショートカット プロジェクトをフォルダ内のすべての図面に関連付けます。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、[データ ショートカット]を右クリックし、[プロジェクトを複数の図面に関連付ける]を選択します。
- [プロジェクトを複数の図面に関連付ける]ダイアログ ボックスで、関連付けるプロジェクトを[プロジェクトを選択]ドロップダウン リストで選択します。
注: プロジェクトとの関連付けを解除するには、[プロジェクトを選択]ドロップダウン リストを[なし]に設定します。
- [OK]をクリックします。[図面を含むフォルダを選択]ダイアログ ボックスで、プロジェクトに関連付ける図面が格納されているファイルシステム上のフォルダを参照して指定します。
- [フォルダを選択]をクリックします。プロジェクトがフォルダ内のすべての図面に関連付けられ、[プロスペクター]タブで各図面の[データ ショートカット]ツリーに表示されます。
データ ショートカットを削除するには
データ ショートカットを削除して、そのショートカットを将来のデータ参照で使用できないようにします。
データ ショートカットを[ツールスペース]の[プロスペクター]タブにある[データ ショートカット]コレクションから削除できます。データ ショートカットを削除しても、図面にあるソース オブジェクトへのデータ参照は削除されません。ただし、どのユーザもそのオブジェクトへの参照を作成できなくなります。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、[データ ショートカット]コレクションを展開し、削除するショートカットを見つけます。
- オブジェクトを右クリックして[削除]をクリックします。
[データ ショートカット]ノードに対するアクセスを制御するには
データ ショートカットの使用に対するアクセスを制御します。
[データ ショートカット]ノードを[ツールスペース]の[プロスペクター]タブから削除できます。これはデータ ショートカットの使用を防ぐ場合に有効です。
ShortCutNode コマンドを使用すると、[データ ショートカット]ノードの隠す(無効)/表示する(有効)を切り替えられます。
- コマンド ラインで shortcutnode と入力します。
- [データ ショートカット]ノードを無効にする場合は 0 に、有効にする場合は 1 に設定します。
データ ショートカットを検証するには
図面または参照オブジェクトの名前や場所が変更された場合、データ ショートカットが無効になることがあります。
データ ショートカット参照が壊れた場合、
アイコンが、[ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、無効なデータ参照の横に表示されます。
図面のパスを変更していない場合、検証時にデータ参照が再ロードされます。変更した場合は、壊れた参照を修復する必要があります。
- [ツールスペース]の[プロスペクター]タブで、を選択します。
データ ショートカット参照がチェックされます。壊れた参照があった場合、イベント ビューアが開き詳細が表示されるので、その情報を元に問題を解決できます。