交差点オブジェクト内のコリドーに適用するアセンブリの間隔を変更できます。
交差点のコリドーにアセンブリを適用する間隔は、交差点の作成時に指定し、コマンド設定レベルでコントロールします。
接線、円弧、または緩和曲線のセグメントごとに別々の間隔を指定することができます。交差点の作成後は、必要に応じてコリドー プロパティを編集して、間隔を変更できます。たとえば、交差点巻き込み部のフィレットが初期段階で測点 1+00 ~ 3+00 にあったとします。
その後、1 つまたは複数のコリドー リージョンのアセンブリ挿入間隔を変更することにしました。ここでは、対象のコリドー リージョンを象限 2 と想定します。これに伴い、象限 2 にあるコリドーの交差点巻き込み部のフィレット横断で、測点 2+05 と測点 2+15 に測点を手動で追加しました。
そこで、象限 2 の交差点巻き込み部のフィレットの半径を増加するよう交差点ジオメトリを編集しました。この変更により円弧の長さを増加した結果、交差点巻き込み部のフィレットの測点は 0+50 ~ 3+50 に変わりました。この場合、交差点オブジェクトでは次の処理が行われます。
コリドーを自動的に再作成するよう設定した場合、手動で追加した測点も含め、上記の変更に基づいてコリドーが更新されます(手動で追加した測点は、元の測点値と変わりません)。
手動で追加した測点の 1 つが新しい交差点巻き込み部のフィレット領域の一部でなくなった場合、この測点はリストから除外されます。
コリドーの自動再作成をオフに設定した場合でも、交差点ではコリドー リージョンが新しい測点に変更されます。ただし、図面上または[プロスペクター]タブでコリドー オブジェクトに対して[再作成]を選択しない限り、コリドーは再作成されません。