方位角を使用して測量観測情報を作成するには

記録された方位角と距離を入力することによって指定のトラバース測点から新しい観測情を作成します。

また、頂角または鉛直距離を使用してポイントを配置することもできます。

コマンド言語を使用して、方位角と距離で観測情報を作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、ポイントの追加先となるネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    ZD (ポイント) [方位角] [距離] (注釈)

コマンド言語を使用して、方位角、距離、および頂角で観測情報を作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、ポイントの追加先となるネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    ZD VA (ポイント) [方位角] [距離] [頂角] (注釈)

コマンド言語を使用して、方位角、距離、および鉛直距離で観測情報を作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、ポイントの追加先となるネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    ZD VD (ポイント) [方位角] [距離] [鉛直距離] (注釈)

コマンド構文

ZD (ポイント) [方位角] [距離] (注釈)

または

ZD VA (ポイント) [方位角] [距離] [頂角] (注釈)

または

ZD VD (ポイント) [方位角] [距離] [鉛直距離] (注釈)

パラメータ 定義
ポイント 新しいポイント識別子です。 自動ポイント番号付けがオンになっている場合、ポイント番号を割り当てる必要はありません。
方位角 トラバース測点から配置ポイントまでの測定された方位角です。この値は、現在の角度単位(DMS、グラード、十進法による角度、ミル、またはラジアン)で入力します。
距離 計器ポイントから配置ポイントまでの距離です。これは、現在の距離単位で測定されます。VA を使用しない場合、この距離は水平距離であると見なされます。VA を使用する場合、この距離は勾配距離として認識されます。
頂角 頂角の方向(天頂、水平、天底)です。この角度は現在の角度単位で指定します。
鉛直距離 計器からプリズムまでの標高差です。プリズムが計器より高い場合、これは正の値です。
注釈 ポイントに関連付ける任意の注釈です。