[ラベルスタイル]ダイアログボックスの優先設定

設定を上のレベルの設定から切り離したり、上のレベルの設定を復元するには、ラベルスタイルの各ダイアログボックスで優先設定のオプションを使用します。

[プロパティ]列

ラベルのカテゴリとラベルのプロパティ名が含まれます。

太字で表示されるカテゴリ名には、1 つまたは複数のラベルプロパティが(通常の文字表示で)一覧表示されます。カテゴリ名の横にあるプラス([+])またはマイナス([-])をクリックすると、プロパティ名の一覧を展開したり折りたたんだりできます。

[値]列

各プロパティの現在値を表示します。この列で既定値を変更すると、[優先]列にチェックマークが表示されます。

注: 既定値を変更しない場合でも、上のレベルの設定を変更したときに個別の設定が影響を受けないようにするには、[優先]列のチェックボックスに手動でチェックマークを付けることができます。

[優先]列

現在のレベルでプロパティが優先されるかどうかを識別します。チェックマークが付いていないチェックボックスは、上のレベルの既定の設定と同じ値であることを示します。

チェックマークが付いたチェックボックスは、その値が現在のレベルで明示的に設定されていることを示します。チェックボックスをクリックしてチェックマークをはずすと、設定は上のレベルの既定の設定に復元されます。

チェックボックスをオフにすると、優先設定を取り消し、値を親の設定に戻すことができます。特に値を変更していない場合でも、チェックボックスに手動でマークを付けて、設定を上位レベルの設定から切り離すことができます。これにより、上位レベルの設定が変更されても、値は変更されなくなります。

[子が優先]列

下のレベルでの値の設定が優先されることを示します。

はをクリックすると表示され、[OK]または[適用]をクリックしたときに下のレベルの他の設定やスタイルに対する優先設定が削除されます。

重要: このオプションを使用すると、従属する設定やスタイルのプロパティがロックされている場合でもリセットされます。

[ロック]

プロパティ値が下位のレベルで変更されないようにします。値をロックするには、をクリックしてに変更します。子が優先する設定がある場合は、ロックを設定できません。

[すべての依存関係に優先]

[優先]列のすべてのチェックボックスにチェックマークを付け、上のレベルの設定に変更が加えられてもプロパティが影響を受けないようにします。

[ラベルスタイル管理]ダイアログボックスの[概要]タブの下部、および 3 つの異なる[ラベルスタイルの既定値を編集]ダイアログボックスに、選択した項目に従って優先設定の状態が表示されます。

[プロパティ]

選択したプロパティ名の後にそのプロパティの注釈が 1 行で表示されます。

[親]

既定値を設定する元になった親の名前を表示します。これは常に、値が明示的に指定または優先設定されたレベルの 1 つ上のレベルになります。親には次のものが含まれます。

たとえば、ラベルスタイルを表示する場合、中間の設定に変更がなければ、[親]は[図面設定]になります。ただし、フィーチャレベルなど、中間の設定が変更された場合は、<フィーチャ名>の設定が親として表示されます。

[親の値]

親の設定やスタイルで定義されたプロパティの値を表示します。

[ラベル スタイル]ダイアログ ボックスの優先設定