金型設計での収縮

収縮は、プラスチック成形品の冷却に伴って発生します。金型を作成する際には、完成品の寸法が成形品設計仕様を満たすように、収縮の量を考慮してください。

収縮は次のように分類されます。

• 等方性 - 流動方向の収縮が、流動方向をまたがる収縮とほぼ一致する場合。
• 異方性 - 流動方向の収縮が、流動方向をまたがる収縮と大きく異なる場合。

この収縮分を補正するには、金型寸法を調整します。[収縮]機能を使用すると、グレード固有の材料データを使用して調整を手動で設定することができます。