成形品収縮を手動で指定する
樹脂の冷却に伴って発生する収縮に合わせて、成形品ごとの金型寸法に対して収縮率を個別に指定できます。このプロセスは、セット取り金型の成形品のサイズや肉厚が異なる場合に役立ちます。
注: 成形品収縮と金型収縮の両方を設定することはできません。
- [コア/キャビティ]タブで [成形品収縮]をクリックします。[成形品収縮]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 必要に応じて、[等方性]を選択します。
- [収縮率]の値を編集します。
- [OK]または[適用]をクリックします。Mold Design ブラウザの指定した成形品の下にある[収縮]ノードが更新されます。
金型収縮を手動で指定する
金型内のすべてのプラスチック成形品にグローバルな収縮率を適用します。
注: 成形品収縮と金型収縮の両方を設定することはできません。
- [金型レイアウト]タブで[金型収縮]をクリックします。[金型収縮]ダイアログ ボックスが表示されます。
- 必要に応じて、[等方性]を選択します。
- [収縮率]の値を編集します。
- [OK]または[適用]をクリックします。Mold Design ブラウザの指定した金型アセンブリの下にある[収縮]ノードが更新されます。
収縮値を編集する
収縮許容値は編集できますが、この操作により金型寸法が変更されます。
以前の収縮解析結果を削除する
注: 材料の割り当てと解析機能は、Inventor 2022 で削除されました。以前の材料の割り当て、プロセス設定、および解析結果は、ブラウザ内に
でマークされます。これらのエントリを削除するか、[金型エクスポート]
[解析結果をエクスポート]機能を使用して、Moldflow Adviser または Moldflow Insight で使用する情報を保存することができます。
- [金型レイアウト]または[コア/キャビティ]タブの
[ツール]パネルで、[エクスポート]をクリックし、[解析結果をエクスポート]を選択します。
- Mold Design ブラウザの[結果]で、[収縮]ノードを右クリックし、[削除]をクリックします。