パーティクル フローには次のスクリプト アクションが付属しています。
これらのアクションを使って、パーティクルの生成、パーティクルのプロパティの操作、ユーザ定義値に対するプロパティのテストを行うことができます。
ハンドラ:
すべてのスクリプト アクションは、使用するチャネルを指定し、初期化タスクを実行し、クリーンアップを続行または実行する 4 つのハンドラを実装します。
これらを次に示します。
on ChannelsUsed pCont do ...
スクリプトで使用できるチャネルを定義します。有効なすべてのチャネルのリストは、「インタフェース: MaxscriptParticleContainer」で確認できます。
ハンドラに渡されるパラメータには、スクリプトの適用先パーティクル コンテナが含まれます。
例
on ChannelsUsed pCont do ( pCont.useTime = true--enable the Time channel pCont.useSpeed = true--enable the Speed channel pCont.useInteger = true--enable the Integer channel )
on Init pCont do ...
このハンドラは、アクションの初期化時に呼び出されます。これを使って、変数の定義、(限定された) 追加ジオメトリの作成などの準備タスクを実行できます。
Init ハンドラの実装例については、「フラグメントのサンプル スクリプト」および「Metaball サンプル スクリプト」を参照してください。
on Proceed pCont do...
アクションが評価されるたびに Proceed ハンドラが呼び出されます。このハンドラには、パーティクルに適用するメイン スクリプトが付属しています。このハンドラで、パーティクルのプロパティにアクセスすることにより、すべてのパーティクルを変更できます。on Proceed ハンドラ内で使用できるすべてのプロパティおよびメソッドのリストについては、「インタフェース: MaxscriptParticleContainer」を参照してください。
ハンドラに渡される pCont パラメータには、スクリプトの適用先パーティクル コンテナが含まれます。
on Release pCont do ...
アクションのリリース時に Release ハンドラが呼び出されます。これを使ってクリーンアップを行うことができますが、通常は空です。