CUI Struct によって、カスタム ユーザ インターフェース ファイルのロードと保存、およびカスタム ユーザ インターフェースのコンポーネントとモードの管理に関連するメソッドおよび 3ds Max システム グローバルが提供されます。
次のメソッドは、カスタム ユーザ インタフェース(CUI)ファイルへのアクセスを提供します。
cui.getDir()
現在アクティブな CUI ファイルのディレクトリを文字列として返します。
cui.getConfigFile()
現在アクティブな CUI ファイル名を文字列として返します。
cui.setConfigFile <filename_string>
現在アクティブな CUI ファイル名を指定されたファイル名にします。
cui.saveConfig()
現在の CUI 設定データをアクティブな .cui ファイルに保存します。
cui.saveConfigAs <filename_string>
現在の CUI 設定データを指定されたファイルに保存します。指定されたファイルが現在の CUI ファイルとなります。
cui.loadConfig <filename_string>
提供されたファイルから CUI 設定データを読み込みます。指定されたファイルが現在の CUI ファイルとなります。
cui.loadConfig
は、新しい UI スキームに切り替えるために実行する必要のある処理のほんの一部です。他に実行する必要のあるアクションについては、上記の macroScript で指示されます。cui.RegisterDialogBar <RolloutFloater_or_Rollout> [minSize:<Point2>] [maxSize:<Point2>] [style:<Array>]
このメソッドは、MAX にドッキング可能な CUI ウィンドウとして MAXScript ウィンドウを登録します。
cui.UnRegisterDialogBar <RolloutFloater_or_Rollout>
このメソッドは、ドッキング可能な MAXScript ウィンドウを未登録にします。
詳細は、「cui.RegisterDialogBar と cui.UnRegisterDialogBar」 を参照してください。
cui.DockDialogBar <RolloutFloater_or_Rollout> <dockflag>
このメソッドは、登録したダイアログ バーを指定のドッキング領域にドッキングします。
cui.FloatDialogBar <RolloutFloater_or_Rollout>
このメソッドは、登録したダイアログ バーを浮動状態にします。
詳細は、「cui.DockDialogBar と cui.FloatDialogBar」を参照してください。
cui.getDockState <RolloutFloater_or_Rollout>
このメソッドは、登録したダイアログ バーの現在のドッキング状態を返します。
詳細については、「cui.getDockState」を参照してください。
cui.commandPanelOpen : Booleans
この 3ds Max システム グローバル変数により、コマンド パネルを表示するかどうかを取得/設定します。
詳細は、「コマンド パネル」を参照してください。
cui.showToolbar <string>
名前で指定されたツールバーを表示します。
成功した場合は True、ツールバーの名前が存在しない場合は False を返します。
3ds Max 2014 以降で使用可能です。
例:
cui.showToolbar "Brush Presets"
cui.expertModeOn()
エキスパート モードをオンに切り替えます。
cui.expertModeOff()
エキスパート モードをオフに切り替えます。
cui.getExpertMode()
エキスパート モードがオンの場合は True、オフの場合は False を返します。
cui.setAppTitle <string>
このメソッドは、3ds Max のメイン ウィンドウのタイトル バーを指定の文字列に設定します。
タイトルの文字列は、[リセット] (Reset)、[新規] (New)、[開く] (Open)などのファイル操作での既定値として自動的にリセットされます。